• 本日のBUSINESS HINT!の2016 International CESリポート資料のダウンロードは、ここに掲示するLIVETEXTサイトのスライドをクリックしてください

  • それでは、BUSINESS HINT!を始めさせていたたぎます。年に一度、満席になるのは、この1月ぐらいなんですけど、窮屈な思いをさせて、申し訳ありませんが、よろしくお願いします。さて、アジェンダにありますように、まず私から2016 International CESの話をさしていただきます。そのあとに、ヤフーから、IoTを推進するMyThingskの話をしていただきます。では早速、私から話させていただきます。

  • CES 2016では、膨大な写真を撮ったので、まだその整理がついてない状況なんですね。だから、あまり秩序だっていないかもしれません。今回のCESで、私は26年間続けてみたことになります。CESはちょうど50周年を迎えましたから、そのだいたい半分は見ているということです。

  • 過去50周年で、今回は史上最大の規模だったんです。今回のテーマは、「The Future is Now」だったんですが、「未来がまさにここにある」という意味とともに、「かつて思い描いていた未来が来た」といったニュアンスもあります。

  • それから、CESの主催者の名称は前回まで全米家電協会、Consumer Electronics Association、CEAと言っていたんですが、今回から全米民生技術協会、つまりConsumer Technology Association、CTAへと変わりました。すでにCESについては、コンシューマ・エレクトロニクス・ショーと呼ばないようとアナウンスされていましたが、正式にCESだけとしまた。つまり、「家電」という言葉が消えました。

  • CES 2016の出展者数は3800社ぐらいありました。実際、これをつぶさに全部見るのは、どんな人でも不可能です。どうしても、見こぼれとかあるんです。ですから、私は去年と今年の差分の大いにものを優先してみるようしてます。ただ、日本企業はこの差分が年を追って小さくなってきている。前回のパナソニックは大胆に革新しましたが、今年はとても差分が小さく感じました。

  • 今回のレポートでは、敢えて日本企業についてはあまり話しません。というのも、ネット検索で「CES 2016」と企業名を入れれば、だいたいのニュースや出展概要が分かりますし、それでいいと思ってます。

  • でも、私が自身で取材したIoT関連の海外のベンチャーについて調べてみても、日本人が書いたものがほとんどないところが多かったんですね。これには、けっこうびっくりしました。え、どうしてこんな特徴的なところが出ていないだと。今日は、私の偏見もあるかと思いますが、私自身の視点からお話します。

  • 今回、IoTが最大のテーマですが、何だ、またIoTかと思うかもしれませんけども、そこにはピックデータと人工知能、AIが結びついてきて、すでにIoTからクラウドへ収集・蓄積されるデータの争奪戦が始まっているんです。今回、IBM会長兼CEOのジニ・ロメティー氏が初めて基調講演に出たんですね。だれも一瞬、IBMが何で出るんだろうと思うでしょう。つくの人工知能がIoTから集まりデータを解析・推論・予測するようになり、これがサービス価値をぐっと上げるようになっているわけです。

  • 話は脱線しますが、IBMのジニ・ロメッティー氏だけでなく、GM会長兼CEOのメアリー・バーラ氏も女性ですね。超大企業で女性の経営者というと、日本ではあまり知られないですが、こうした実力のある敏腕経営者が出てきている。さて、話を戻して、ビッグデータとIoTの話ですが、実はWatsonは巨大なデータベースに過ぎないという人もいますが、やはりコグニティブ・コンピューティングとは呼ばれているものの、人工知能ですね。これが、ウェアラブルやスマートデバイスと連携して、エクスペリエンスを再デザインしたり、サービスの付加価値を高めるようになっている。

  • 一人の人間は生涯を通して100万GBのヘルス関連のデータを生み出すとされています。この情報量は1億冊以上の書籍にも匹敵する。このデータを集積した、まさにビックデータの解析・推論こそ、Watsonの得意領域というわれです。IBMは、Watson Health Cloudというクラウドサービスを提供している。、日本郵政やみずほ銀行、ソフトバンクといった企業が日本の電機・IT企業のクラウドサービスではなく、Watsonを採用したことに注目すべきです。これは脅威になりますよね。たとえば、Watsonには、糖尿病患者のデータだけで150万人分が入っています。いまや医療サービスにおいても、米国でWatsonが広く使われるようになってきています。その代表として、今回、米医療機器大手のメドトロニックのCEOがIBMのステージに上がったわけですね。

  • CES 2016では、医療・健康の分野に人工知能が活用されるようになり、高品質のサービスが提供されるようになった。メドトロニックは、Watsonの分析エンジンにより、糖尿病患者のインスリンと血糖値を測定し、低血糖になることを防ぐための糖尿病ケアという医療サービスを提供している。Watsonでデータを解析すると、低血糖症に陥る3時間前に予測できるようになった。スポーツ・フィットネスのアンダーアーマーは、心拍数、カロリーや体重を測定できる健康ウェアラブル製品として「UA HealthBox」を発表しました。このIoT製品が得たデータをワトソンで分析し、ユーザーへフィードバックすることで、健康コーチの役割を果たすことができる。

  • IoTは、世界中で商用が始まっていますが、その中で今回、私が一番感動したのは、やっぱりインテルのCEOのブライアン・クルザニッチ氏の基調講演でした。 クルザニッチ氏は、コンシューマーテクノロジー分野で起きているトレンドの実例として、100台のドローンを使った空中ショーの映像を見せました。これは、ベートーベンの『運命』、この局は米国では人気テレビ番組『Judge Judy』のテーマ曲ですが、この曲を演奏するコンサートで音楽に合わせてドローンが光を放ちながら同調して遊泳し、芸術的に操作された映像を見せました。

  • (動画を見ています)

  • 2013年にインテルの社長に就任したクルザニッチ氏は、パソコン向け半導体市場からの脱却を掲げ、固定的な需要から新たな分野開発を課題としました。こうした戦略がしだいに実を結んできていますね。

  • ドローンにも搭載された3Dカメラ技術のRealSenseも、その流れですね。RealSenseカメラには 3 つのレンズが搭載されていて、通常カメラ、赤外線カメラ、赤外線レーザープロジェクターの各機能を果たします。これらのレンズが正面の対象物から反射される赤外線を検出し、奥行きを推測する。そして、モーション・トラッキング・ソフトウェアと連動することで、さまざまなことが可能になる。

  • クルザニッチ氏は、テレビ技術を開発するリアルプレイ・テクノロジーズと一緒にしている仕事も紹介しました。タブレット端末で自身の顔をRealSenceカメラで撮影させて、その場で頭部の3DCGモデルを作成し、ロールプレイングゲーム『Fallout 4』のシーンの戦闘員の顔にはめ込んで動かすデモを実施しました。

  • インテルはけっこうドローンに力を入れています。中国・上海に本拠を置くドローン・スタートアップのユニークという会社に出資し、RealSenceテクノロジーを搭載した商用ドローン「Typhoon H」を共同開発しました。会場には森林パスのモックアップも設営され、ドローンがマウンテンバイクの走行を撮影しながら、自動的に障害物を避け、危険を察知するとする自動で脚を開いて着陸するデモをしました。

  • ドローンというのは、日本の法律見ても分かるように、障害物を自動で避ける自律飛行ができないと思われ、危険察知能力もないと見られていたんですね。この数年で、そういうことができるようになった。ドローンや自動車にとって、障害物の自動回避は必須ですよね。

  • デモに使われたTyphoon Hには、折りたたみできるプロペラ、収容可能な着陸装置、4Kカメラ、コントローラーが搭載さています。インテルは、2015年9月にYuneecに6000万ドルの出資。中国ではスタートアップだったDJIが国内最大メーカーに成長しており、ユニークと肩を並べるイーハングもシリーズBによる資金調達で4200万ドルを獲得していたりする。この3社は注目されています。

  • AN EXTENSION OF YOU\"といったトレンドがコンシューマーテクノロジー分野で起きているとし、こうした具体的事例として、この映像を見せました。\"

  • これは、100台のドローンを使った空中ショーですね。ベートーベンの『運命』は、米国で人気のテレビ番組『Judge Judy』のテーマ曲でもあります。ドローンが光を放ちながら、よくトレーニングを重ねたダンサーのように操作されています。100台を一応、コントロールしてるんですけど。

  • よく知られた楽曲でも、ドローンの曲芸飛行という視覚イベントが加わることで、まったく違ったエクスペリエンスになることを示しています。

  • 先ほど言いましたように、ドローンの新しい進化の一つですね。つまり、自律飛行ができるようになり、自動的に障害物も回避できる。危険を察知すると自動的に着陸する。ドローンにRealSenceテクノロジーを搭載したことで可能になった。

  • 基調講演の会場に、実際に森林パスのモックアップが設営され、走行するMTBマウンテンバイクを正確に追いながら、自動的に障害物を避け、危険を察知するとする脚を開いて自動的に着陸するデモもしました。

  • 今年の特徴として、ARや/VRの出展が急増したことがあります。まさに百家争鳴!Oculus VRからは待ちに待ったOculus Riftのコンシューマーモデルが出展されたほか、軍事・企業向けのスマートグラスを手掛けるOsterhout Design Group(ODG)からはコンシューマー向け「AR Smart Glass」が発表されました。IonVRのVR HMDにはインテルが開発に協力して、RealSenceとMotionSyncのテクノロジーを採用し、コントローラーが不要になりました。あと、CES 2016の違った特徴として、プロトタイプがとても多かったことがあります。メーカーの人たちの中には、プロトタイプを軽視しがちの人もいますが、プロトタイプを出展して、マーケティングしながら、資金集めをしているわけですね。かつては秘密にしていたことを、いまは敢えて明らかにするようになっている。

  • スタートアップや大学・企業の研究機関が出展するエウレカ・パーク・マーケットプレイスには、昨年の375 社から30%増加して、約500 社が出展しました。世界29 カ国から新興企業、ベンチャーが集結し、プロトタイプが多かったものの、開発製品・サービスを熱く競い合いました。これ全部を見るのはとても難しいこと。でも、とても起業家精神や挑戦しようという気分で、こちらも気分が熱くなります。ここに出展するとクラウドファンディングで資金も集めやすくなります。主催者側の調査によると、これまでユーレカ・パークに出展した 1100 社以上のうち少なくとも100 社以上が 100 万ドル以上の出資を受けていることが分かりました。1億円超えてますね。数千万円ぐらいだったら、もっと割合は増えるでしょう。

  • ユーレカ・パークでは、スタートアップや新進の起業家に専用エリアも設けて、ビジネスの機会を提供しているわけです。参加者は互いに学びながら、さまざまなつながりを広げ、新たな着想を得る場にもなっている。こうした場をつくっていることが、International CESの成長要因にもなっているわけです。

  • 日本のCEATECは、国際性に乏しいなかで、来場者数が減り続け、ブースも少なくなっている。一方、CESは次の産業分野をにらんで取り扱い品目をいつも模索し続けながら、産業の下支えしているベンチャーやスタートアップを多く受け入れ、成長要因を増やし続けているんですね。

  • ロボティックボールというもので知られるようになったSphero(スフィロ)という会社があります。ここが、CESで映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に出る球体型ドロイド『BB-8』のライセンスを受けて、小型ラジコン・トイロボット「BB-8」を出展しました。

  • すでに映画公開に先立って、発売されていた製品ですが、これまでは簡易リモコンかスマートフォンアプリで操作し、音声にもリアクションする形態でした。今回、新に手の力のフォースで操作することができるようになりました。つまりハンドパワーですね。これは、なんでくっついているかというと、リニアモーターカーと同じ原理で、磁石でくっついているわけです。

  • なぜ、こうした小さな会社が、商品化できたかが面白いんです。

  • TechStarsが実施したインキュベーションプログラムに、SpheroのCEOのアダム・ウィルソン氏が出席したことがきっかけとなりました。

  • アダム・ウィルソン氏は、ウォルト・ディズニーのCEOであるロバート・アイガー氏に直接プレゼンテーションしたんですね。これは、スゴイことです。そこで、アイガー氏が、ウィルソン氏に新『スター・ウォーズ』監督であるJ.J.エイブラムス氏が撮った、トップシークレットの写真を見せた。つまり、砂漠に転がる小さなボール型ロボットのね。 

  • アイガー氏に、「これを玩具にしたら最高だね」と言われ、Spheroが実際に締め切り日までに満足のいく試作に成功したことで、BB-8のオモチャに関する公式ライセンシーとなったわけです。アイガー氏がTechStars でSpheroの回転技術に着目したことで実現した。発売してみると、BB-8のトイロボットは、ひと月の売り上げは、Spheroの2014年の年間売上高とほぼ同額にまでなり、フォース・フライデーの日には1時間で2000体以上も売れてしった。まさに、ディズニー映画のキャラクター製品というのは、恐るべしですね。

  • 次に、ドローンの話。今回、展示会場でとても注目されていたEHANGという中国の会社の人が乗れるドローン。人が乗れるのに、ドローンか? それとも、ヘリコプターなのか、という感じです。ドローンの特徴である回転翼、つまりローターがついていて、乗る人は操縦できない。

  • 一人乗りで4基の折りたたみ式アームが取り付けられ、2基1組のローター4組、合計8基のローターで飛行する。座席のアームレスト先端にある12インチのタブレット端末の専用アプリから目的地を選択すると、指定した場所に向かうようにできている。バッテリー駆動で、時速100Km近くで約20分間しか飛行できません。

  • ドローンはすでに成長期に入り、コンシューマー用、業務・プロフェッショナル用ともに、機能が向上し多様も進んできました。映像撮影、配送・配膳、監視・セキュリティといったように利用分野も広がり、今回、約30社が出展しました。中国のEHangとともに、注目されたのが、Yuneecという中国の会社。 中国・上海に本拠を置くスタートアップです。ここは、インテルから出資を受け、ドローンにRealSenceテクノロジーを搭載した商用ドローン「Typhoon H」を出展するとともに、インテルの基調講演でデモが行われました。会場には、森林パスのモックアップが設営され、走行するマウンテンバイクを追いながら、自動的に障害物を避け、危険を察知するとする自動的に脚を開いて着陸したんです。

  • Typhoon Hには折りたたみできるプロペラ、収容可能な着陸装置、4Kカメラ、コントローラーを搭載し、パイロットがドローンの視界をリアルタイムで確認できるディスプレイが用意されています。ドローンは、ボディが軽くなり飛行距離が延び、とても安定性が良くなり、指定されたポイントに正確にホバリングできるようになり、飛行時の騒音も弱くなりました。

  • Yuneecのドローンは、商業用とコンシューマー向けがありますが、どちらもオペレーションが簡単にできることを特徴としています。Yuneecによれば、「初めてドローンを購入した人でも、開封して5分あれば飛行させることができる」ということです。

  • それから、これは面白いなと思ったものは、中国出身の3人の男性が創設したベンチャーの66 Technologiesが出展したネイルタートのプリンター「iNail Printer S8」です。これは、20個からなる人工爪をセットしてプリントができるだけでなく、ネイルアートをしたい爪の指をプリンターの指置きにおけば、1個単位でもプリントできます。材料は一般的なジェルネイルを使用し、1個当たりのプリント時間は約20秒。爪の大きさは自動的に識別し、その大きさに最適化されます。ネイルアートは10〜20日間持つそうです。

  • 今年の別の特徴として、ARとVR関連の出展が急増したことです。まさに百家争鳴の状態でした。さまざまなVR HMDやARグラスのほか、フランスのスタートアップの Immersit社は、既存のソファなどに取り付ければ振動・動揺させることのできる4Dモーションシミュレーター「Immersit」を出展しました。ソファや椅子の下に、空気圧で稼働する4台1組の蛇腹の機材を差し込み、モーションプログラムに合わせて、前後左右へ傾いたり、振動したりします。

  • VR HMD関連では、Oculus VRからは待ちに待ったOculus Riftのコンシューマーモデルが出展され、軍事・企業向けのスマートグラスを手掛けるOsterhout Design Group(ODG)からはコンシューマー向け「AR Smart Glass」を出展しました。NASAも初出展し、宇宙ステーションからの地球や火星探査、ロケット打ち上げのVR映像をOculus Riftで提供しました。また、ヒューマロイドロボット「Robonaut 2」もありました。

  • VR映像を撮影する全天球型360度カメラも多数出展されました。米フロリダ州のIC Real Techは、「ALLie Go portable 360x360 action video camera」、フランスのGIROPTICからは小型の「360cam」、ニコンからは4K映像が撮影できるアクションカム「KeyMission 360」が発表されました。サムスン電子やパナソニックも360度カメラの投入計画を明らかにしています。

  • 今回、単なるハードウェアだけで勝負するのではなく、ハードウエアや商品をソフトウエアやサービスと一体化して、ワクワクするようなデザインで、だれもが使いやすいインターフェースで提供することが一般化していますね。これは、iPhoneやiTunesの成功要因でもあるわけですね。今回、ちょっと心配だったのは、日本企業には、グランドデザインが欠けていて、場当たり的になっているのではないかということでした。

  • VRデザインのフランスのベンチャーである3DRudderは、円盤状のVRコントローラー「3DRudder」を発表しました。これは、一見、ヘルスメーターのようにも見えるLPレコードより少し大きめの円盤に足を載せて、つま先や踵(かかと)で、軽く力を入れたり、抜いたりするだけで、VR空間を移動したり、操作したりできます。つま先に力を入れると前進、踵に力をいると後退といったように、直感的に操作できます。

  • フランスのHoliという会社は、音声認識で操作できるスマート目覚まし時計「Bonjour」を発表しました。これは、Wi-Fiでインターネットへ接続し、ユーザーのスケジューと交通渋滞などを考慮して、適切な時間に目覚ましをかけます。土曜日や日曜日に仕事などがなければ、アラームは鳴らない。照明やエアコンディショナーの温度を調節することもできます。時刻になると「おはよう」と声を発します。

  • さまざまなモノがインターネットに繋がるIoT時代が到来していて、クラウド上にさまざまなデータが蓄積されるようになりました。いまや、ビックデータの争奪戦とそれを解析・活用する人工知能や機械学習において激しい競争が始まっています。

  • CESの開幕に先だって、1月4日には報道・メディア関係者向けに、その年の注目製品を集めた「CES Unveiled」がマンダレイ・ベイ・ホテルのコンベンションセンターで開催されたました。ここも、昨年より会場が広くなり、191コマの出展がありました。翌日5日には、同じホテルでプレスブリーフィングが開催され、夕刻からはヴェネチアン・ホテルのボールルームでプレショーキーノート(基調講演)が行われました。

  • フランスのWithingsという会社は、Wi-FiおよびBluetoothでスマートフォンとつなげられるスマート体温計「Withings Thermo(ウィジングズ・サーモ)」を発表しました。これは、こめかみあたりに、このデバイスをかざして、ボタンを押すだけで、たった約2秒で正確に体温を測ることができます。これは、16個の赤外線センサーにより体温を感知し、2秒間の間に4000回もの体温計測を実行します。周囲温度や肌温度から生じる誤差を自動的補正しながら、正確な数値を出すそうです。

  • 体温の表示はドットマトリクスLEDで表示されるほか、スマホの専用アプリ上でも表示できます。アプリを使えば、体温のログを取ることができるほか、そのデータと連動して、頭痛・腹痛といった体調を記録しながら、健康管理にも使うことができる。価格は99ドルということです。Withingsは、このほか、スマート活動量計「Withings Go」なども出展してました。スポーツや運動時、睡眠時の活動をトラッキングし、歩行・走行時の歩数、移動距離、消費カロリー、活動時間、泳いだ時間、消費カロリー、睡眠サイクルなどが計測できます。

  • もちろん、3Dプリンターの出展社数も増え、特に中国勢には勢いがありました。全体的な傾向として、コンシューマー向けから業務用、それもプロフェッショナル向けにシフトした傾向が強く出ていました。もちろん、XYZprintingから269ドルと低価格の「da Vinci Mini」のような製品も出ていましたが・・。

  • 米国の3Dプリンターの大手である3D Systemsは、医療シミュレーション訓練の大手プロバイダーであるSimbionix USA Corporationと協力して、VRシステムによる外科手術シミュレーション・トレーニング・モジュール「MentorLearn」を出展しました。これは、開腹子宮摘出手術のシミュレーションで、外科医向けの訓練ができます。2012年に、開発されましたが、年を追って精度を上げてきています。

  • また、スポーツシューズメーカーのNew Balanceは、3D Systemsと提携して、3Dプリンティングしたミッドソールを採用したランニング・シューズをコンシューマー向けにも販売することを発表しました。ミッドソールというのは、足底と靴の底との間に挟まれた部分ですね。走ったときに足を支え、衝撃を吸収する役割を果たします。これを3Dプリンターで出力して成形するわけです。

  • 今回、Oculus VRからは待ちに待ったOculus Riftのコンシューマーモデルが発表されました。3月28日に米国で599ドルで発売されることになりました。製品版は、装着性がよくなり、スリムになって、本体にはヘッドフォンとマイクは内蔵されています。これだけでなく、主要なVR HMDが2016年に市場投入されるので、今年は国内でもVRビジネスが離陸します。

  • 米国の米Ion Virtual Technologyは、インテルと共同開発したVR HMDフレーム「IonVR」を発表した。これは、インテルの3Dカメラ技術のRealSenceと動作同期技術のMotionSyncのテクノロジーを採用されています。これにより、コントローラーを不要になり、モーションブラーを防ぎ、映像酔いもほぼ解消できるということです。これを身に着けて、手を伸ばすと、手の部分が灰色の雲のようなオブジェクトで表示され、ジェスチャーでVR空間とインタラクティブ操作ができます。

  • このHMDフレームは、Googleの3次元マッピング技術であるProject Tangoから発想したそうです。 Project Tangoは、赤外線センサーやカメラを組み合わせて、対象物との距離を正確に計測し、眼前の空間をリアルタイムで3Dキャプチャーする技術です。

  • サムスン電子のGear VRのようにスマホを挿入して使用するタイプです。iPhoneおよびAndroidスマートフォンに対応でき、スマホ用の留め金を変えることで、さまざまなスマホに対応できます。2016年第1四半期に229ドルで販売される予定です。インテル製のスマホ一体化したモデルも399ドルで同時期に発売されることになっています。

  • これは反射型ミラーですか、ここに3Dカメラがついていて、カメラで身体をスキャンすると、自分の身体データがディスプレに表示されるようになっています。サムスン電子の「Gear VR」のようにスマートフォンを挿入して使用するモデル。iPhoneおよびAndroidスマートフォンに対応する。スマートフォン用の留め金を変えることで、フロントプレートが4.5インチから6インチのスマートフォンを挿入して使用することができる。最低解像度は720p、推奨解像度は1080/2K。 2016年第1四半期に229ドルで販売する予定。また、インテル製スマートフォンを一体化したモデルも399ドルで発売予定。

  • インテルCEOのブライアン・クルザニッチ氏の基調講演でもデモされたんですが、パーソナルトランスポーターのSegway Robotが発表されました。これは、従来の立ち乗りの電動二輪車のSegwayと違って、RealSenseカメラを搭載しているほか、切り替えボタンをタッチすればパーソナルロボットになってしまう。2本のアームを取り付けることもでき、玄関先まで出迎えてくれたり、家の中に招き入れたりしてくれる。

  • Segwayは、2015年4月に中国で電動二輪車を生産・販売しているベンチャー企業であるナインボットに買収され、ほぼ同時期に中国のスマートフォン大手のXiaomiがナインボットを買収したことで、Xiaomiの傘下に入っています。Segwayは、体重移動だけで簡単に操作でき、2002年に「夢の乗り物」として衝撃的デビューし、中国でも類似品が開発・製造され、その1社がナインボットだったわけです。

  • ステージ上には、スマートホームが設営され、玄関先までロボットが出迎えたり、招き入れたりすることができることがデモされました。このSegway Robotは、プログラムをすることで機能の拡張ができます。つまり、オープンプラットフォーム性ですね。デベロッパーはSegwayと連動するアプリやソフトウェアを開発することもできるわけです。音声認識機能があり、自動的に障害物を避けて移動することができる。

  • Segwayは、このほか小型のパーソナルモビリティー「minPRO」も発表しました。これはNinebot Miniとほぼ同様の外観をしていて、最大速度は時速18km。1回の充電で26kmほどを走行できるタイプです。価格は約1300ドルです。

  • クルザニッチ氏のステージには、奇抜なファッションに身を包んだファッションブランドChromat(クロマット)の CEOのベッカ・マクカレンさんもが登場しました。このブランドは、ビヨンセやリタ・オラをはじめとする世界のアーティストが愛用しているそうで、インテルのイノベーションチームが、Chromatとパートナーシップを組んで、Chromat Spring/Summer 2016: MOMENTUM Collection で、Curieモジュールを組み込んだ3Dプリンティングによるファッションを創作しており、今回、その一端を紹介しました、

  • ステージ上では、Chromat Adrenaline Dressを着たモデルが登場し、そのユニークさを披露した。このドレスは3Dプリントされたドレスで、カーボンファイバーフレームを背部につけてあり、これが動きます。Curieを装備することで、着用者のアドレナリンやストレスを感知すると、背中に装備されたカーボンフレームが、戦闘モードや飛行モードと呼ばれる形状に変形し、着用者の感情や感覚を表現する仕組みです。

  • NetflixのCEOのリード・ヘイスティングス氏も基調講演に登場しました。なんといっても、加入者が世界7000万人ですからね。ビッグニュースは、クロージングに入ってから発表されました。今後、トルコ、インドネシアをはじめ、新たに130カ国でもサービスを提供していき、合計190以上の国でサービスが利用できるようにするということです。つまり、世界190カ国をつなぐテレビのグローバルネットワークができることになる。

  • 2007年以来、世界でストリーミング視聴時間は増え続けており、Netflixユーザー全体の視聴時間は2014年に425億時間、2015年第4四半期だけで120億時間と対前年同期の82億時間から大きく増加しました。2015年合計では425億時間とうことです。2015年第4四半期に3620万人の加入者を新規に獲得しましたが、そのうち2740万人は米国以外の居住者です。つまり、海外での勢力拡大の勢いがスゴイ。

  • ヘイスティングス氏は、NetflixのSVODはシンプルで革新的な変化だとして、この流れは止められず、後戻りできないと語りました。米国において地上波や衛星テレビ、ケーブルテレビを見る時間は減っているものの、SVODだけは伸びています。

  • 2016年にNetflixは、オリジナルコンテンツとして、31本の新作・旧作を含むドラマシリーズに加え、20本以上の長編映画とドキュメンタリーとスタンダップコメディ、さらに30本のキッズ向けシリーズの配信を予定しています。これらは世界同時に配信されます。

  • 米GMの会長兼CEOのメアリー・バーラ氏も開幕日の午後に基調講演のステージに上がりました。

  • 今回では、コンパクトな新型EV「Chevrolet Bolt EV」をステージ上で発表しました。初代Chevrolet BOLTはハイブリッド車でしたが、これは純粋なEV。それでいて、200マイル(約322km)の航続距離を実現している。これは、日産リーフの現行モデル280kmを上回り、日本のJC08モードでは500kmくらいにもなる。Chevrolet Bolt EVは、2016年中に2017年モデルとして発売される予定です。

  • 一方、トヨタ自動車は、開幕日に先だって、1月5日にマンダレイ・ベイ・コンベンションセンターでプレスコンファレンスを実施し、シリコンバレーに人工知能の研究開発のために設立した新会社であるToyota Research Institute(TRI)について、研究体制や今後の展望を説明しました。TRIは、DARPA(米国防総省国防高等研究計画局)のロボティクス・チャレンジのプログラム・マネージャーとしてプロジェクトを率いていた、人工知能研究の第一人者であるギル・プラット氏が率いることが決まってましたが、今回、彼自身が説明しました。

  • プラット氏は、TRIが今後5年間で約10億ドルを投じる計画であり、200人規模の体制で研究することを語った。そして、 (1)事故を起こさないクルマをつくる目標に向け、クルマの安全性を向上させる、(2)クルマをより利用しやすくする、(3)モビリティ技術を活用した屋内用ロボットの開発に取り組む、(4)人工知能や機械学習の知見を利用し、科学的・原理的な研究を加速させる――といった4つの目標を掲げました。

  • インターネット家電の企画・開発・販売を手がけている日本のベンチャーのCerevoは、今回も注目の企業でした。大手家電メーカーができないことを80人規模になったベンチャーが挑戦しているのは、人びとの気持ちを明るくしますよね。今回、新たにプロジェクターロボット「Tipron(ティプロン)」のほか、3Dプリント技術を使って作られたフレームを備えたIoTロードバイク「XON ORBITREC」の2製品を発表しました。それから、赤ちゃんの声を見える化するスマートマイク「Listnr」や滑りのテクニックを可視化するスマートフォン連携型バインディングなどCerevoの12製品をほぼすべて出展していました。

  • XON ORBITRECは、スマート・スポーツ用品ブランド「XON(エクスオン)」のロードバイク。ユーザーの身体に最適なジオメトリ(立体モデル)を実現するため、チタン焼結型3Dプリント技術とカーボンファイバーチューブを組み合わせた構造を採用してます。フレームダウンチューブには通信機能と各種センサーを内蔵され、スマートフォンアプリと連携します。走行中の転倒やグループからの遅れが発生したときに、仲間へSMSで通知したり、特定地点を通過したらサスペンションダンピングを変更したり、照度センサーを利用してトンネルに入ったときには、ライトを自動で点灯できるようになっている。

  • 専用サーバーによるビッグデータ分析とフィードバック機能により、転倒発生率が高い場所をGPS情報と合わせてマーキングし、警告メッセージをプッシュ通知する。対応OSはiOS 8.3以上。走行中の場所や速度のほか、傾きや衝撃などフレームの状態も記録し、 GPSによる走行ログと組み合わせることで、過去の走行履歴を車体の情報とともに振り返って分析できます。オーダーメイド・フレームを仕上げます。フレームダウンチューブには各種センサーを内蔵されており、走行中の精密なログを取得・分析できる。価格は3Dプリントするフレームだけで7000ドルということ。

  • これまでスマートウォッチで静観していたカシオも、ようやくスマートウォッチとして、「WSD-F10 Smart Outdoor Watch」を発表しました。日本では2016年3月下旬に7万円、米国では同年4月に500ドル程度で発売することになっています。これはアウトドアを楽しむ人にはとてもよくできたスマートウォッチですね。OSはAndroid Wear。GmailやGoogle音声検索、Googleマップなど、Googleのサービスの利用ができます。アプリを追加すれば、利用シーンに合わせて機能の拡張ができます。

  • 透過型ディスプレイや鏡のような反射型ディスプレイも実用化が進んできました。これらは、有機物質である液晶の分子が示す旋光性を利用し、偏光板と組み合わせて実現します。表示するための光源を透過させるか、遮断するかで、透過型か反射型かが決まるわけです。

  • 台湾の3Dプリンター企業のXYZprintingは、コンシューマー用・業務用の3Dプリンター新製品のほか、3Dプリントペンのほか、新規参入となる趣味・教育用のロボットやサービスロボットなどを出展しました。コンシューマー向け低価格な熱溶解積層式3Dプリンターとして、「da Vinci Min」を発表しましたが、これは269ドルという価格です。

  • 今回のCESのメインテーマはIoTですが、これと最も結びつく重要なテクノロジーは人工知能、つまりAIや、ディープラーニングです。その意味で、IBM会長兼CEOのジニ・ロメティー氏の講演は象徴的でした。ロメティー氏は、ビックデータの時代におけるIoTと関連づけて、論理的に推論・理解し、経験から学習するWatson(ワトソン)のコグニティブ・テクノロジーについて語りました。IBMは、金融・保険、医療、流通・小売り、教育、自動車・製造、コールセンター、リスク予測・管理といった分野を中心に、Watsonの利用分野を開拓しています。

  • スポーツ・フィットネス用のコンプレッションウェアを販売しているUnder ArmourのCEOのケビン・プランク氏は、そのステージに登場して、コグニティブ・フィットネスについて紹介しました。この会社は、心拍数やカロリー、体重を測定するために健康ウェアラブル製品「UA HealthBox」を発表し、たいへん人気でした。その人気の理由は、このスマートフィットネス製品で取得したデータをワトソンで分析し、ユーザーへフィードバックして、健康コーチの役割を果たすからです。

  • 医療機器大手のMedtronic(メドトロニック) のCEOであるオマール・イシュラク氏もステージに現れ、Watsonでデータを解析することで、早ければ低血糖症に陥る3時間前に予測できることを説明しました。スマートフォンなどとも連携し、Watsonが食事・運動の記録と管理、糖尿病患者向けコーチングを提供するわけです。患者は専用アプリを介して、精度の高い情報を入手できます。Watsonには、糖尿病患者のデータだけで150万人分が蓄積されているんです。

  • Watsonの導入企業として、感情を持つパーソナルロボットの「Pepper(ペッパー)」を開発しているソフトバンクロボティクスの吉田氏もPepperを伴ってステージに登場しました。吉田氏は、Pepperとの会話の中で、Pepperがみずほ銀行やネスレ日本で接客・販売スタッフとして活躍していることを説明しました。Pepperは、人の顔を見分けることができ、常連客の顔を無限に覚えることができる。そのため、その人に合った商品の販売・勧誘ができるというわけです。

  • みずほ銀行では、東京・大手町の東京中央支店をはじめ、10支店でPepperを導入し、銀行の一員として働き、集客とともに、銀行・信託・証券の知識を備えた係員として顧客の相談にも応じています。

  • Pepperは、日本語から流暢な英語に切り替えて、「私は、お客さまに可能な限り最高の経験を与える手助けをしたいと思います。いま私はさまざまな業界の言語を学んでいます。例えば、銀行で働くには銀行システムの専門家にならなければいけません。住宅ローンでは、固定金利、変動金利、ミックス金利の3つの主な金利があります」などと説明していました。

  • 人工知能とか、ディープラーニングが重要になっていますが、国内で商用でしっかり使えるものが、あまりないということは憂うべきことです。これは2020年以降に大きな差になって現れると思います。それから、スマートテレビについても、すでに韓国メーカーはIoTに対応するようになっていますが、国内メーカーはもはやスマートテレビの話は一切なくなってしまっています。今回、LGエレクトロニクスは、事前発表どおり、webOS 3.0採用のスマートTVを出展し、IoTに対応したことをデモしました。

  • サムスン電子も、すでにスマートテレビでTizen OSを採用していて、IoTにも対応してます。コンシューマーエレクトロニクス部門社長兼CEOのユン・ブグン氏は、昨年の CESにおいて、「2017年までに9割、2020年までに全製品をIoT対応する」ことを明言しており、今回の出展でもIoTへの取り組みが本気であることをうかがわせました。

  • このIoTの実現には、特定のOSではなく、オープンなプラットフォームが必要だとしており、サムスンはプラットフォームを開発者にオープンにしていく方針です。これは逆に言えば、GoogleのAndroid OSやAppleのiOSの独占的なプラットフォームに対して対抗していく姿勢ともいえます。こうしたプラットフォームを構築して、家電製品間で連携を強化しようとしているわけです。

  • もう一つ今回サムスンで、日本でも報道されたと思いますけど、冷蔵庫、結構私は感動したんですよね。どこにあるのかな。サムスンの冷蔵庫は扉がハイビジョンの縦型になっていて、アプリを一緒に開発したんですよねそれで、注文ができるんですけど、スーパーチェーンと提携して、地元のスーパーから宅配で届けられると、世界的にもやるということで

  • 今まで何がここで重要だというと、冷蔵庫が単なる冷蔵庫ではなくて、そこでそんなの誰かが使うの?っていう疑問を持つかもしれないですけど、先ほど言いましたように、ハードウェアとソフトウェアとサービスを一体化して、欲しいなという感じのデザインにして、やさしく操作できるようにするという、鉄則ですよね。これが、ある程度、かなえられているという

  • つまり、そっちの方向をなんとか見つけようとしているんですね。日本の会社というのは、どっちかというと作ったら出ますかね、売れますかねと言われるんですよね。これ、どこに売れますかね?って。市場がないから、作りましょうよって。

  • 実は、こういうような非常に画面もきれいです、それでデザインもとてもきれいで、ちょっと触ってみたくなる。もちろん、家族の写真とか、家族の健康管理とか、そういうのを全部、入れられるんです。これによって、先ほど言いましたように、いろんな人のデータが取れるんです。サムソンのデータになるんです。データがたまると何が起きるかっていうのはよく分からないんですけども、こういうのがあって、LGのほうは2度たたくとドアが透明になるっていうんですよね。

  • そういうのを出しました。冷蔵庫。これ、いつでも中に何があるか分かるんですけど、どうして分かるの?といったら、扉が閉まるときにカメラがちゃんと内部の写真を撮るんですよというんです。なるほど、なるほど、意外と単純なんだなと思って。初めは、冷蔵庫の中をセンシングするのかなと思ったけど、カメラ撮って、それを認識するんだということで。今、グロサリーストアが2つぐらい入っていて注文ができるようになるんですけど、こういうものに対しては日本は非常に、おっかなびっくりなんですね。

  • こんなの売れないよな...っていう感じで、ただ、たぶん売れなくても市場を作ろうという意気込みが...。HDRが今回はあれでしたよね...。それで、GEAR VRの人を集めるのがうまいなと思ったのは、ここと通路でもやっていましたけれども、これは、わははって...落ちるやつですよね。

  • それとあとはダンスで、自分で一人だけでやるやつは、うきうきのダンスホールできれいなお姉ちゃんと踊れるというようなあれでしたけど。ずっと行列が並んでて、だめでした。これもミラーディスプレー。反射するのと、透明なディスプレイというのは原理が同じですので今回、両方が利用できると。

  • こういうのもありましたね。サムスンの中には研究グループがあって、アイデアを出し合うのがあるんですよね。Creative Labという。それで、100倍ぐらいの競争らしいんですけど、できたプロジェクトチームが作ったようなものが正式な商品と同じように出てる。

  • これはスマートベルという、ミニUSBの端子がついているんですけど、ここで、うんぬんとか、どこのベルトの穴にさされたかとか、全部チェックできると。こんなのもあるんだなと。それで発電できるところで、ここにちゃんと発電されて、ここでちゃんとスマートフォンの充電ができるよと。これは、デザインがいいか分かんないんですけど、OLバッグって書いてありますから、たしかに発電できるものを示して、ここにライトがついているんですけど、

  • これが、売れるかどうかともかくとして、こういうような社内のプロジェクトチームが作ったものと堂々と他の商品と一緒に展示されているというのはいいことじゃないかと思います。これも透明なディスプレイですね。ワイヤレス給電っていうのは、日本にもあって。

  • クアルコムがやっているのは厚い木を通せるので、下にやっちゃえば、なんとかできるという。だいぶ、今まですごく時間がかかったと言っていたんですけど、時間がかからないようになったかなという感じ。これは、いろいろとワイヤレスはなってるので、規格競争がいろいろありましたけど。

  • 日本のRingという、こういうのを出したのがあります。結構、出荷時期、ままならなかったので評判、悪かったんですよね。その会社さんが、去年は指輪で、今度はペンダントで、ネットにつながって、スタンドアローンで翻訳をするということで、日本語で話しかけて英語にする。

  • 日本と英語のバージョン、中国語と日本語、日本語で話せば中国語ということですね。この人がトップの人ですけど。

  • モジュラーロボットとかもいっぱい出ていましたけども。パロットのディスコというもので、全部、発泡スチロールなんですけど、ここにプロペラがついているのです。なんで、こんなの作ったのかというと、これ、飛行するときに自動的に上れないんです。紙飛行機のようにポーンとやると、あとからびゅーっていくんです。

  • 飛行航続距離が45分ということで、普通のドローンよりもバッテリーは同じなんですけど、航続距離が長いということで、こういうような変わり種の回転翼のないようなドローンも出てきたということですね。ハンドパワー、今回、はやっています。モジュラーロボットの会社ですけども、こういうことでグラブとキットが一緒になって売っていると。ザイロという会社がザイロというロボットを作ってるんです。

  • モジュラーロボットは数年前からできているんですけども、最近の動きとしては要するに、スマートフォンだけでやってたんですけど、手の動きジェスチャーだけでやってたんですけど、操作性がよくなったということですね。音楽は大したことなかったです。これは顔認識が。netatom、フランスの会社で毎年話題があって、お天気の雨量計なんかを作っている会社ですけどもこれは顔認識があって、セキュリティーカメラなんですけど非常に顔認識と、顔を覚える、登録してない顔が入ってるとちゃんと記録できてちゃんとスマートフォンにストリーミングで送るとか。こういうのは睡眠計とか脳波計とかいろいろあって。

  • 結構、Huaweiはすごい伸びてますね。こういうようなHuaweiは...。今回Huaweiだけがもうかってるなって感じ。これはトヨタのアメリカのCEO。スマートシングスというか、要するにIoTを実現するもののデバイスを発表したということなんですけど、これは新しいスマートウォッチですね。

  • AR/VRっていうのは、全体的に、一体化する方向です。今までAR/VRっていうとヘッドマウントディスプレイをつけてっていうことですけども、先ほどの実は今回は、いろんなARができたんですけど

  • 軍事用のエアーログラスを作ってるところがコンシューマー用のを出してきたんですけど、そこをVRとARは同じなんですけど実は、先ほど言った巨大なデータベースが

  • バックにあると、例えば、おじいさん、おばあさん、ありましたよね。自分の知った人とかいろいろなデータとか、この人はこの人よとか音声で認識させていくと、もう忘れないんです。この人は何々さんですね。なおかつ、1日、いくつ単語を覚えましょうとか、できるので、いままでARとかVRとかどっちかっていうとゲームとかエンターテインメント産業だったんですけど、実はさっきのビッグデータと、センシングデータと関係することで、要するに非常に広いユーザー層でなおかつ、

  • 今、医療用にもAR/VR使ってて、実は一番、うまい人の手術のしかたがちゃんとディスプレイに出るんですね。そうすると、ここ切りなさいとか、出るの。だから、練習するときも、ちゃんとしたシミュレーションがあって、そこを間違ってやると、すごい出血したり、現実と同じようにできるということで、教育だけじゃなくて、実際の手術にも、そういうゴーグルがあって、ちょっと新米の人がしっかりした、ガイドラインを見せて、

  • ここを切るとかの指示が、出てくるということでARが今まではマーカーとかで出てくることが多かったんですけど、なんとなく実用段階に入ってきていると。ARによって音楽を作っているところです。これはエアーミュージックですけど、手だけでやって、ARラーマンというインドの方のステージでしたけどこれは最後のあれでしたけども。

  • これはゲーマーの...。これは、世界選手権のトップの...。「アイアンマン」みたいですけど、これかけててGoogleグラスをさらに上をいくという触れ込みなんですけど、このSmart Glassは。このスポーツマンとか、アスリートのデータを、ここが全部やって、どんどんとって、クラウド上に挙げていって、なおかつ、今の状態を診断するというか、

  • 管理するというか、マネージメントすると。New Balance。New Balance、靴の中にさっき言ったミッドソールをそれぞれの人にあったものを、今までは業務用に出していたんだけど、これまでは選手用だったけど、コンシューマー用にも

  • ミッドソールの部分を3Dプリンターに出して売ります。3Dプリンターは3Dシステムの業務用を使うんですけど。一個一個、RealSenseカメラで撮ってやるのかなと思うんですけど。

  • これもDAQRIどっちかというとARの会社ですけど、これも配管を見ると操作法とか悪いところとかうんぬんとか操作法が全部出るんです。非常に複雑な工事をやるにしても、こういうものがあれば、初心者でも、あんまり間違わないよと。

  • だから、こういうボルトとか、うんぬんとかバルブを違ったところにやると一大事になるんだけど、そういうガイドが全部、ここにARとして出ますので、もちろん、景色は外が見えますし、3Dカメラついているので、全部データと照合しながら、いろんな操作ができるという、DAQRIという会社のものです。それで、Lady Gagaが一緒にやりましょうと、グラミー賞の協会と一緒にやったんですけどこの、セグウェイのあれですね。

  • とにかく、いろいろなことがたくさんありまして、本当に...。えーとあと、IBMですね。

  • 今回、本当に日本ではできないねということで、私は知らなかったんですけど女性向けの、いろいろ美容とかあれが出てて、大人のおもちゃみたいなのもあって、びっくりして、でも、CESでは堂々と紹介してたり、広報っていうか、あれに出てるんだけど。こういう格好して日本ではできないねという感じですけど、おなか、ぽこって出して、ちゃんと説明してて。

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  • 実は医療用じゃなく出すんですよ。そうすると、やっぱり、精度というものに使い手が、本当に、これ合ってるのかしら?と疑問を持って、精度に対しての信頼性がなくなって、しまいには、ひょっとしたら目安だよねということで、使ってくれないと。これは医療用を目指しているので、今度は医療用の精度がほしくなるので

  • 血圧計、オムロン出してましたけど、これウォッチタイプですけど、ちゃんと空気が...。実際の大きな血圧計で測ったのと同じ結果じゃなくちゃいけない。大きな血圧計だと、日に1回か2回、計ればいいほうですけど、実は血圧ってどんどん変わったり平均値をやらないといけないので、日に7回ぐらい計ったほうが、本当は正確なものが出ると。だから、逆にいえばスマート血圧計のようなものも頻度を高めることによって、精度が上がるけども、

  • 一つ一つの精度を高くするために、プロトタイプはできるんだけども、それを実際に、認可してもらうには非常に時間がかかるとかいってましたけど。実はこういうような医療と健康のすれすれのものというのは、実際、市場を作ったりするのは難しいということを言ってました。それで、大体、皆さんが今までマーケティングをしてみると、デジタルヘルスとか、デジタルフィットネスとか大体、3か月か4か月くらいで、一旦1回飽きが来るよという、その死の谷みたいなところから、どうやって出るかですね。

  • これは、赤ちゃんにつけて。これは妊娠検査薬、普通の妊娠検査薬の倍かかるんですけど、アプリだけはただでできるので。女性がいろいろと体を管理するだけに使うだけだったらオーケーということで、検査結果、非常に正確に出て、日本でも使われているメーカーですけども。

  • これ結構、感動しました。実は、これ赤ちゃんにつけるんですけど、VersaMeという会社で、何を測るかというと、赤ちゃんが、話すことばをお母さんが赤ちゃんに話して、赤ちゃんがどれだけ反応したかというのに使うんです。

  • 1日2000語以上話しかけましょうと。いろんな大学が研究しているようにお母さんが2000語以上話すと、非常に精神的に安定するし、知恵もつくし、お母さんにかまわれているということで、愛情も湧くしということで、子どものときのパパ、ママがどれだけ話しかければいいかということが

  • とても大事だっていうことになってきて、これは赤ちゃんのところとか、ベッドにつけて、お母さんとか、パパが赤ちゃんに、どれだけ話したかを記録するんです。これによって、2000語にいくと青いランプが、LEDがついて、2000語いかないと、赤いのがついていて、話しかけるたびに、ピカピカ光るので、ちょっと話してるなという感じがすると。これ結構いいなと思って。言語の語い数をカウントするというのが結構おもしろいなというアイデアで、これも、賞を取ってましたけど、こんな感じで、私は個人的に好きでしたね。

  • これは頭の薄毛がなくなるという感じで、あれでしたけど。それで、時間になったので、サイトから資料をダウンロードして、このあと皆さんに名刺を初めての方はいただいて、あとからバージョンアップした文に関しては皆さんにまた送りますので。サイトにあげましたよというかもしれません。細かなデータは一応、ここにいれてありますので、ここでご確認ください。

  • やっと、これアメリカの、そういうCESとCEATECっていうのは非常に差があって、CEATECはどんどん落ちぶれていますけども。やっぱり、プロトタイプやアイデアだけでも、ひょっとしたら悪い人がいて、資金だけ集めるかもしれないけど、それでもいいじゃないかと。

  • それと、イケイケの部分も。昔は日本もなんでもやったらいいのに、やれよ!ということを、みんなで共有することで何かなんとかうまくいきそうだと。もともと失敗なんかする可能性がないと。そういうような自信もあるので、そこの雰囲気が違ってて、その雰囲気を味わうだけでも、結構、体にいいなと思っていて。

  • いろいろと画質に関してはいろんなHDRとかあるんですけど。一つ8Kをね、8Kを出していたのは中国と韓国。中国は静止画でデモですけども。韓国は動画でデモしていました。これはYouTubeのあれですけど。結局、私が昔、ちょっと前に8Kのテレビサービスが日本で放送されるようになると、国内のテレビメーカーは...。国内でテレビを生産する会社が、ほとんどなくなるかもしれないといっていたんですけど、それが現実になってきたなという感じがしました。

  • とにかく8Kのテレビを出してきても、結局やいまや、韓国と中国と。中国は、要するに他人のディスプレイをパネルを使って出しているところがほとんどなので、それは大したことはないかもしれませんけども、それでも、そういうものは結局は日本勢ではなくなったと。

  • これはユーチューバーの世界的な人で、360度カメラ。日本では発表していますけど、YouTubeで...。これはGoProのCEOですね。若いでしょう。いい男なんですよ。それで、GoProがリコーさんやキヤノンさんとか、ニコンさんの中で一番大きなブースなんですよね。GoProってこのカメラだけでしょう。それで、YouTubeにみんなあげる人が増えてやったと。最初は私は、みんなに写真を撮ってほしかったんですけど、みんな写真やったら、写真より動画がいいんですよ

  • って言って動画が簡単に撮れるようなもの何か作んなきゃいかんなということで、ちょっといろんなところにつけると。GoProは1台じゃなくて、手につけて、足につけてと、体全体にしていますから、それで会場でもGoProつけて撮ってたりする人もいますけど、私は知らなかったんですけどこれが創設者のCEOかと。格好いいなと思いました。こういう人がやっているのかと。あとニューヨーク・タイムズが撮った映像をVRで提供している会社の代表とか。

  • こんな人が出て、YouTubeもこれから、VRやるぞ、VRに力入れるよというような感じでしたけれど音楽は動画になったということで、これからは全部、動画。実は電子出版に関することがなかったんですけど、一つだけ、大人のおもちゃに反応して、電子出版の箇所を押すとバイブレーションがなるということがあったんですけど、ちょっとあえて出しませんけど。

  • それで実はフランスの女性のベンチャーなんですけど。こんなのよく出したなと思うんですけど、ちょっと、ビデの形をしているんですけど、それで、何を売るかっていうと、バイブレーターだけじゃなくて、アダルト小説をダウンロードして売るんですね。それがビジネスモデルだと。そういうものも、ちゃんと、わーっと恥ずかしげもなくやってるので、結構びっくりしちゃいましたけど。結構、評価が高いんですけど、そういうのはほとんど日本ではなかったです。

  • それで実は、電子書籍、イノベーション全くないんですけど、先ほどのARグラスと実は、大容量の人工知能があると、読んでる、例えばこういうのを読みますよね。そうすると一人の人間のデータは一生、100ギガバイト、1億冊分のデータがとれるらしいんですけど、そういうようなデータがクラウドにあるようになるんです。

  • そうすると、どんな難しい本を読んでいても...「表示させるボタン」をやるとそこにいろんなレーザーの文字とかで分かるようになっていて、作家の写真が出たり、もしくはうんぬんが出たりするんです。

  • ただ、電子出版の業界に、それだけのテクノロジーに対する積極性と、そういうような資金があるかは別なのです。恐らく、電子書籍とか、そういうのにARプラスしたものが出てくるのは、外側からだと思います。これから大事なのは、先ほどいったように電子書籍とかもどんどんサーバーにいって、それをなおかつ、いろんなそういう脚注を含めて、全部やって、なおかつ、それに関係する写真とかデータとか全部を関係つけてやっておけば、実は学校の教育のときに、ぽんっとやると、全部、出てきたりするわけですね。

  • 恐らく電子書籍も今イノベーションがなくて、どんどん停滞してますけど、ARと人工知能によって恐らく、将来は生まれ変わるだろうということ。それとか、音楽のデータもなんでもそうなんですけど、とにかくユーザーの個別のデータ、ユーザーの特性と、どれだけ、その人が身体なり、能力なり、もしくは頭脳なり、何か動かしたものをどれだけ集めるかという。つまり、ウェアラブルの時代というのは、

  • 単にウェアラブルのハードウェアだけじゃなくて、そこから得られるデータが遙かに重要で、そのデータをいかにして蓄積するか、なおかつ、それを解析していくかという。そのエンジンが日本には、まだあまりないということが致命的になるだろうなと思いました。皆さんが持っている、これからどんどん収集するデータっていうのが結構、重要で。それをどのように蓄えていくかということが、一つの課題になってくるなと思いました。

  • ユーザーの動向というのは、今まではマーケティング用に使ってたんですけど、これからはそういうものによって、新しい...よく言われるビッグデータの次の使い方がやっと今、動き出して実際に今、動いてるということが今回分かって、結構、衝撃でした。そんなことでちょっと、時間になっちゃったので中途半端なんですけど、あと、ぜひ、これを読んでいただいて。校正ミスがあるので、今、直しているところですけど、まずは大体、内容は分かると思いますので、

  • ぜひ、読んでいただきたいと思います。ということで私の話はこれぐらいにして、次の話に移りますけど。特にインテルの基調講演のほうは、YouTubeに全部、出ているので、ぜひ、全部、見てもらうといいと思います。IBMも出てますけど、いまや一番便利ですけど、本当にほとんどがYouTubeで出ているんですけども。ただ、現地にいってないと、なかなかそれが、どういうものなのか分かんないので、

  • やっぱり実際のものを見ていて、この確認するのが本当はいいんでしょうけども。そういうことで、これは私なりの見方なんですけど今回は、そういうような見方をしたということで、ちょっと時間になりましたので、次の話にしたいと思いますけど。そういうことで、ぜひちょっと詳細を追ってレポートをご確認ください。