• こんにちは。スポーツライブエンターテインメント株式会社、早川と申します。もう清水さんに自己紹介していただいたので、不要な感じもするんですけど。今日、アジェンダということで、私、こちらで、BUSINESS HINT!でお話しさせていただくの3回目になるんですけど、3回とも映像放送サービスに関わるプレゼンをさせていただいています。

  • 今回含めて3回目ですけど、そういうことで、私がどんなことをやってるか、やってきたかということと、今日は新しいサービスということで、スポナビライブというのがありますので、ここをご紹介していきたいなと思っています。まず、一番最初に自己紹介ということでは、正確には、私、ソフトバンク株式会社の社員です。そこから出向しているという形になりまして、出向してる先は、スポーツライブエンターテインメントという会社と、TVバンクという会社になります。

  • 先ほど清水さんからUSTREAMという名前が出ましたが、USTREAMにも出向してました。が、1月にIBMに買収されまして、それで日本の事業は、日本からは撤退ということになりまして、それで今度、新しいスポーツライブエンターテインメントというところに所属しております。

  • あとそれ以外には、ちょっと難しいんですけど、放送サービス高度化推進協会というところの技術委員をやらされているんですけども、これは日本の4K、8Kという、次世代の放送の技術企画を今、決めているところなんですけど、そこの委員をやってます。ということで、私自身、一貫してですね、これも見ていただくと分かるんですけど、これまで私、関わったプロジェクトというのが一環して、放送とか、ビデオオンデマンド、ビデオオンデマンドというのは視聴者がリクエストしたら見たいものが見たいときに見れる、というようなサービスのことなんですけど、そういうのをやってきました。

  • ちょっと座らせてお話させていただきます。一番最初のころは、スカパー!。私、スカパー!の社員でもあったんですけど、デジタル放送が始まったとき、こういういろんなビデオオンデマンドの実験とかをさせていただきました。そのあとは、ハードディスクレコーダーが世の中に出てきましたので、そういうものと一緒に、放送のサービスと連携させるというようなことをいろいろやってまいりました。

  • そのあとは、少しちょっと難しいんですけど、だんだん、ハリウッドのコンテンツとか、著作権の厳しいものが出てきましたので、そういうものを含めて、著作権をちゃんとコントロールしていくというようなもの、サービスをやってきました。

  • そのあと、だんだん携帯電話の普及とともに、モバイルでの放送とか、あるいは外で、家の中でためた、ハードディスクの中にためた放送を携帯電話で見るとか、そのような遠隔サービスをやったりとかですね、あとは、今度はIP放送ですね。IP放送、日本でもいろいろ出てきましたところのプロジェクトの立ち上げをやった。あとは、少しモバイルとかスマートテレビみたいなもののサービスをやったりとか。

  • そのあと最近はストリーミングですね。皆さん、YouTubeとか見ると思うんですけど、そのときにUSTREAMのサービスなんかを、日本の立ち上げをやったりしてました。今、きょう、3回目ということで、BUSINESS HINT!3回目ですけど、新しいサービスでスポナビライブというサービスが始まりましたので、この立ち上げに関わっているということで、きょうはスポーツナビ...、会社紹介ということで、まず、スポーツライブエンターテインメント、今年の4月にソフトバンクが造った会社でありまして、全く、世の中には無名な会社なんですけど、実は放送業界を非常に騒がせている会社です。

  • 今までスポーツの権利、コンテンツですね、誰が、どこの放送局がコンテンツの...例えばプロ野球、どこの放送局が流すかということについては、大体、どこの放送局がどこのプロ野球の試合を流すかって、大体、固定だったんですけども、今までもずっと何年も、ずっと同じ放送局が流してきたんですけど、それをここの会社がコンテンツを買って、業界の秩序を乱すという事態を起こしてまして、放送業界では非常に今、ホットな会社ではあります。

  • 会社概要ということでホームページができてるんですけど、ことしの4月にできまして。資本金は250億という、すごいおっきな会社です。これはやっぱり、コンテンツの権利を買い占めるというようなところで、ちょっと言い方は悪いんですけども、コンテンツの権利を買い占めて、そこで商売をすることが目的になってます。

  • スポナビライブというのは、もしかしたら、皆さん見たことあるかな、テレビコマーシャル見たことあるかもしれませんけど、サービスの表向きはソフトバンクということになってまして、サービスの裏を実際に運営しているのが、スポーツライブエンターテインメントということになります。きょう、あとでデモを見ていただこうと思うんですけど、iPhone、iPadでやっているサービスになります。

  • 月額は500円払えば、どんなスポーツのライブも追加費用なしで見れるという形になっています。ちょっとだけコマーシャル、見てみようかなと思うんですけど、見れるかな、うまく...。大丈夫ですね。テレビで最近、こういうのやってるかと思うんですけど、(映像を見ています)

  • こういうコマーシャル、たぶん見られたことあるんじゃないかなと思うんですが、最近、始まったコマーシャルになります。私たちが今、手がけているスポーツはですね...。ま、スポーツを中心にやってると。

  • これ、なぜスポーツを中心にしたかというとですね、映画とか、テレビドラマとかですと、もういろんなところが、先ほど清水さんがおっしゃられたように、いろんなところが、いろんな会社が同じようなコンテンツを配信していて、差別化できないでしょうということで、スポーツの、特にライブですね、ライブであれば、なかなか競合が少ないということと、今までテレビ局がコンテンツを囲い込んでたところに対して、われわれがちょっとずつ入っていくということで、差別化できるでしょうというようなところで、メジャーコンテンツを最近、集めています。

  • プロ野球とか、メジャーリーグから、あと大相撲とか、こういうところ。あとテニスも少し始めてます。あともう一つ、この秋から始まるんですけど、バスケです、男子のバスケットボール。今まで、団体、リーグが2つあってオリンピック出れないんじゃないかみたいなところで騒いでいたんですけど、そこが今年、ようやく統一されまして、Bリーグという形になりました。そういうもの。

  • それから、もっと、ちょっと変わったものでは、アメリカズカップというもので、ヨットのレースの最高峰ですね。こういうようなところを差別化して集めてきています。

  • と言いながらも、ユーロのサッカーとか、WOWOWでも見れるんじゃないかというところもあるんですけど、われわれは、少し工夫をしてまして、どういうふうなコンテンツのラインナップをそろえているかというところで、例えば、プロ野球について言うと、今回、われわれ、配信しているのは1軍戦の試合だけじゃなくて、2軍戦ですね、ファームの試合の中継もしています。

  • これによって、2軍戦までやってるところってなかなかないんですけど、意外とファンが、コアなファンはここまで見に行くという形で、他社にないコンテンツということでそろえています。

  • それから、大相撲もですね、ふだん、大相撲っていうと大体、夕方2時とか3時ぐらいからBS放送で始まって、夕方4時ぐらいから、NHKの地上波でやるというイメージなんですけども、実は、大相撲っていうのは朝の8時半からやってまして、序の口ですね。序の口の、超新人君のひ弱な子たちが8時半からやっているんですけども、それも朝から全取組を中継してます。

  • これ実は、非常にニーズがありまして、テレビでは絶対、見れないものですから。家族とか、地元の応援団の人が必ず見てくれるという、超ニッチなコンテンツでございます。あと、相撲の各部屋の人たちですね。親方とかが、なかなか会場には行けないんだけど、ということで見てもらえるという、業界には評判なコンテンツになります。

  • それから、Bリーグですね。今年の秋から始まるということなんですけど、Bリーグというのは実は18チームありまして、B1、B2というようにリーグがあるんですけど、B1、B2含めると、全部で1シーズン1000試合を超えます。ですので、この1000試合をどう放送するかというのが、今の私の非常に課題なんですけど。要は1年で1000試合を放送すると。これ、もうすごいことになりますので、こういうようなところで、他社にはできないようなところということで、やろうとしてます。

  • 先ほど、月額500円ということだったんですけど、じゃあ、1000試合をやったって、全部見れないよということになってくるので、ちょっと、われわれ、工夫をしてまして。視聴者には、消費可能な時間というのが必ずあります。忙しい人から、忙しくてなかなか見れない人から、自由に見れる人まで。あとタイミングが合わないと見れないということなので、ちょっと工夫をしまして。ライブ配信ですね、ライブをちゃんと見せると。でも、ライブをどうしてもその時間に見ることができないので、その時間に見れなかった人にどう見せるかということで、見逃しとか、ライブの録画を全部撮っておいて、スキップしながら見せるということを可能にしてます。

  • でも、これでもまだ見れないよ、という人もいると思いますので、今度は100秒ダイジェストということで、100秒にダイジェストを作って。これも可能なかぎり、早い時間にアップするということと、切り出しといいまして、ライブ中に、いいシーンだけを短くして、アップしていくというようなこともやっています。

  • これでもまだ見れないよっていうことであれば、ここは、ソフトバンク、ヤフーと協力して、ニュースとコラムを集めて、それもちゃんとテキストで流していくというようなことをやっています。

  • まずデモを見ていただこうと思います。これはアプリの実際の画面になりまして、一番上のところが、今のライブの情報、ほかにずっと後ろに、いろんなコンテンツのダイジェストとかを並べています。

  • 今、ちょうどライブのボタンを押すと、ちょうどライブやっているので、これ、朝からやっているんですけど、われわれ、メジャーリーグは朝の時間からやってるんですけど、今ちょうどやっているのがソフトバンク、ロッテ。阪神とDeNA。

  • どっちがいいですかね、見るの。阪神のファンの方?いないか。ちょっとソフトバンクのやつ見てみましょう。(映像を見ています。)

  • これは実際のカメラを、私たちの制作のスタッフが球場に行って、外注なんですけど、独自に全部われわれが作っています。それから解説者もわれわれのチームでアサインして、解説を入れるというような形で、完全にテレビ局とは別の、完全にオリジナルな中継番組になってます。これ、ちょうど生ですね。勝ってますね。

  • こういう感じになってまして、われわれ、独自に作ってるという形になります。これが今、ライブなんですけど、こういう形でライブをやってる以外にも、先ほど言ったように、いろんな、ちょうどいい時間のもの、きょうの先ほどの、上のほうで見ていただくと、ちょっと時間見づらいんですけど、きょうのリアルタイムのものが大体、あがってきています。

  • こういう形になって、いろんなジャンルのものがあるんですけど、ちょっと変わったの見てみようかと思うんですけど。アメリカズカップとか、こういうものもありまして。

  • これ、今月の中旬ぐらいにシカゴであったやつなんですけど、これも、すでにちゃんと残っていまして。あまり、こういうの見られたことないんじゃないかと思いますので、せっかくなので見てみようかと思います。

  • (映像を見ています)時間を早めますね。今回、アメリカズカップはソフトバンクがお金を出したということで、日本のチームが、唯一、日本のチームが入っていますということで、大きなマストの高さまで含めると20mあるんですね。20m、3階建て、4階建てぐらいの高さの大きな船で、5人乗りと。

  • で、スピードは最大で50km出るということで、とんでもない船ですね。こういうのにいっぱいいろんなカメラもつけて中継するというようなことで、これ、なかなか今まで、日本チームが出なかったということもあって、日本でこういう映像を見られなかったんですけど、今回、スポナビライブで初めて流すということで、ちょっと、非常におもしろいコンテンツかなと思います。

  • うちの社員とかも、これを見てですね、ルールが分からんといって、編集チームが編集できなかったというのもあるんですけど、こういうのも知名度の問題もあって、これから、今度、こういうのも含めてやれるかなと。今度、アメリカズカップだけ見ると、福岡で日本大会があります。11月なんですけど、これが、アジアでは初めての大会ということで、われわれのチームも行って、制作チームも行って、中継しようかなということでやっています。

  • こういうようなコンテンツがあったりとかですね、あとはジャンル、どんなジャンルも今、入れてはいるんですが。最近ではちょっとマニアックなのもありまして、卓球っていうのもあります。

  • 卓球、これは、どれがいいかな...。これも全国の日本実業団、日本卓球リーグというのがありまして、すごいマニアックな感じでもあるんですけど、こういうのもやってみると。とはいいながら、意外とマニアックなので、見る人は見るということで私たち、驚いたようなものもあります。

  • こういうのとかですね、あとは、最近、今、ちょうどやっているんですけど、ユーロ2016。こういう、ちょっとメジャーなコンテンツもあります。これはどちらかっていうと深夜なので、すいません、なんかくるくる回ってますね、こういうものをわれわれ、ちょっと高いコンテンツではあるんですが、お金が高いんですね。権利料が高いんですけど、こういうのも頑張って取るというようなこともやってたりとか。

  • あと、先ほどの大相撲を見てみましょうか。大相撲の最初のころとかないかな...。どうしても取組ごとに、われわれ切って、出していますので、ちょっとないですね。幕下の人たちがあるといいなと、序の口とか、そういうのがあるといいなと思ったんですけどないかな...。ちょっとないですね。とはいいながら...幕内はある...あ、ないか。すいません。下のほうはなかったですが。

  • この辺もですね、例えば、大相撲のコンテンツもNHKがカメラ入って、撮っているんですけど、私たちも独自に制作スタッフ入れて作ってまして、差別化をしてます。先ほど、一番最初に見ていただいたように、CGなんかもちゃんと入れてまして、ちょっと格闘技風のをですね、入れてまして。

  • NHKだと文字情報だけしか分からなくてあれだったんですけど、こういうような写真とか、顔とかを入れてやったら、これが非常に受けまして、相撲協会からはすごく評価されています。今までのNHKのトラディショナルな画面よりは格闘技風でいいということで、非常に評価を受けたということで。

  • こういうような、こんな感じのサービスになってまして。NHKと比べるとカメラの角度が違ったりするものですから、非常にいいということで、評価を受けております。あとは、どうですかね、なんか変わったものっていうと、これぐらいですかね。

  • あと、先ほどの2軍というのがあるんですけど、2軍なんかも、なかなか見れないので、非常にファンの人たちとか、関係者ですね。関係者なんかも、ちゃんと見てるということで、こういうのもスポーツ関係者なんかは非常によく見てくれてるみたいですね、なかなか見れないのでということで。

  • こういう...電波状況が悪いですかね。こういう2軍も、ちゃんと私たち解説者もちゃんと入れて、CGも入れてということで、結構、お金かけてやっています。

  • こういうハイライトとか、ダイジェストを作るのもどうしても野球に詳しいとか、スポーツに詳しいスタッフを、われわれちゃんと入れてまして、そういう人たちに頑張って作ってもらってるというような形になっています。

  • デモばっかりだと...。先ほどの、こういう形でいろんなタイプで見ていくということと、あと番組表を工夫してまして、先ほど、見ていただいたように今の時間帯のものは今の時間が、コンテンツが並んでいるんですけど、前の日の番組表に戻すと、今度は見逃しということで、きのう見逃してしまったコンテンツを、リアルタイムでいつでも見れると、ビデオオンデマンドで見れるという仕掛けになっていますし、あしたの日付に動かすと、今度は未来の番組表になるという形で、こういう統合の番組表ということで工夫をしています。

  • それと、今、iPadでディスプレーで移したので全画面になってしまったんですけど、リアルタイムで得点表のデータが出たり、あと誰がヒットを打ったとか、そういうテキスト情報をリアルタイムでスタッフが打ち込んでいまして、それをどんどん表示していく、というようなものもあります。

  • あと、いいシーンがあったときは、そこだけ切り出して、そこだけ振り返って見せるというような、ビデオオンデマンドみたいな、リアルタイムのビデオオンデマンドみたいな、そういう、ほとんど人力でテキスト情報をちゃんと入れていくというような形のサービスを実現しています。

  • スポナビライブ、どういう役割をしているかということで、ソフトバンクと、このSLEと書いているのは、スポーツライブエンターテインメントの会社の略なんですけども、ソフトバンクはユーザーの管理とか、顧客のサポートとか、あと月額500円てお金をとってますので、それを課金するというようなところ、あとコマーシャルをやるというようなところがソフトバンクの役割で。

  • その裏方ですね、アプリの開発ですとか、放送のシステムですとか、番組の制作・中継、いろんなメタデータの制作とか、こういうところを、われわれはやっているという形になります。この中でも特徴的なところをお話しようかなと。今日はこの、サービスを支える放送システムということのご紹介だったので、まずはそこをご紹介していきたいと思います。

  • ちょっときょうは、WOWOWの方がいないので安心しているんですけど。WOWOWですと、WOWOW、加入されてる方、ご存じだと思うんですけど、3チャンネルあるんですね。BS放送で3チャンネルあります。スカパー!でも見れますけど、3チャンネルありまして、それぞれ24時間、番組表として編成されて、番組が流されていますと。

  • やっぱり、WOWOWでも私たちと同じように、先ほどのユーロ2016とか、そういう流してるんですけど。彼らが工夫をしてまして、工夫といいますか、どうしても時間枠を使ってやりますので、延長したり、雨天で番組が、ライブが遅延したりということになると、番組の編成を大慌てで変えないといけないというところがあって、非常に大きな枠をとるというような形で工夫をしています。

  • ところが、私たち、先ほどBリーグも含めてなんですけど、年間1000試合とか、流そうとすると、こういう、いわゆる昔ながらのテレビの番組編成をすると、破綻するのが目に見えてますので、ちょっと私たちはどういうことを考えて工夫をしたかというところが、今回のこのサービスの特徴になります。実は私たちの場合は、チャンネルっていう概念、実はあるんですけど、チャンネルの概念をユーザーには見せていません。

  • 先ほど見ていただいたように、1つの番組、1つのライブに、1つの仮想の1チャンネルを割り当てています。例えば、今ここに番組の1というのがあったんですけど。この次の番組の次には、チャンネルの後ろには同じチャンネル上には番組がありません。なので番組が延長しても、番組の編成を変える必要がないという形になります。

  • それから同じ時間帯に、番組はあったとしても、ここがもし雨が降って中止になりました、というようなことがあっても、番組に、そこに、じゃあ代わりの番組をあてるとか、テレビ局ですとそこに別の番組を入れないといけないんですけど、そういう必要もありません。新しく、別に...すいません、見にくいかもしれませんが、振り替えの番組があったとしても、そこは新しく1チャンネルに相当するものを作るので番組の編成を入れ替えるということはまず必要ないというところ。

  • あと、もっと一番厳しくて、テレビ局で一番中継が難しいといわれているのは柔道なんですけど、1時間とっている番組が、1本で終わると1分で終わるというのがあるらしくて、テレビ局だと柔道の中継が一番難しいといわれているんですけど。私たちの場合は番組が短くなっても、チャンネルという仮想のチャンネルを1個の番組に、1時間、1日で割り当てているので、どれだけ短くなっても大丈夫というようなところです。

  • あと24時間、日を越えても全然大丈夫というような形で、無限のチャンネルを作るという概念にしていまして、これで番組の、WOWOWとか放送局のようにチャンネルに縛られなくて、たくさんのチャンネルを放送できるというような仕掛けを作っています。

  • こういうことにしてしまった結果どうなるかというとですね、これが今、私たちがやってる番組を左から、午前の0時から夜中の24時まで並べてみましたということで、朝方は欧州サッカーが20試合ぐらい。朝の0時から午前中ぐらいまで、誰が見るんだという話があるんですけど、プレミアリーグとか、リーガ・エスパニョーラ、スペインリーグですね、そういうヨーロッパ系のサッカーがあります。

  • それから、もう一つは朝方、テニスがありますね、テニスもやっていまして。結構、テニスが雨天で時間が変更になったりとか、延長になったりとか、非常に中継の難しいもの。それから、あとメジャーリーグですね、メジャーリーグは朝方から昼間にかけてあります。そして、あと大相撲は朝の8時半から、夕方の6時ぐらいまでというようなところ。

  • あと、昼間でいきますと、なでしこのサッカーとか、野球の2軍ですね。2軍も大体、一日6試合ぐらい流しますので、これが非常に大きいということと、この秋から始まるBリーグも1日当たり18試合ありますので、それをどう流すかというところ。

  • あと、野球もパ・リーグ、セ・リーグ含めて大体6試合ぐらいは流しますので、こうなるとですね、実は私たちの会社24時間寝れない会社になってまして、必ず誰か社員がいるというような感じのブラックな感じになっています。工夫して、われわれは休むということですね。こういうような形になってまして。非常に多いという形です。

  • こういうのを支えるために、われわれ、放送システムをちゃんと作ってまして。現地から日本語の解説をちゃんと、特にヨーロッパとかアメリカからくるコンテンツは、ちゃんとわれわれ、全部ではないんですけど、日本人の出る、入ってるチームの試合とかは、ちゃんと日本語解説を入れたりとか。番組、先ほど見ていただいたような野球のように、現地でちゃんとカメラマンから放送スタッフを入れて、ちゃんと作ってます。

  • そして、中継センターというのがあるんですけど。ここで先ほどのハイライトを作ったりとか、メタデータを入れたりとか、切り出しというか、見逃しをするための録画をするシステムをちゃんと作ったりしてやってます。最後は、配信センターということで先ほどのスマホのアプリに投げるようなものもやっています。

  • 実は、これはスマホ向けのサービスと思いきやですね、実はもう一つ役割を果たしてまして。一つは、逆にわれわれ、コンテンツの権利を買いあさるということで、買いあさってしまうと困るのが放送局なんですね。なので、逆にわれわれは、作った番組を放送局に売るという裏稼業もやってまして。そういう意味では、ちゃんと放送局が満足するための放送の品質で番組を作って、放送局に逆に中継して売るというようなもの。

  • それからもう一つはネットサービス、競合にもなるんですけど、そういうようなところからの、サービスプロバイダーにも、われわれ売ってたりします。それと、海外の放送局にもちゃんと売っています。これは、例えばプロ野球なんかもそうなんですけど、台湾なんかでも日本のプロ野球、見ていただけるということで、そこに売ったりもしているということで、これも海外にもちゃんと送るというようなところがあります。

  • というようなところで、もう一つご紹介しておきたいのが、どうしても、会場から中継しようとすると、衛星中継車って見たことあります?でっかい車の上にパラボラアンテナがついたものがありますが、あれ出すとすごいお金高いんですね。なので、われわれは、たくさんの試合をなるべく安く流すということで、工夫をしていまして。

  • インターネットを使って配信するようなテクノロジーも、いろんなパートナーの会社と集めてやってまして、一つは特徴的なのはIPv6ですね。NTTのNGN網を使って配信すると。そういうところに目をつけて安価に流すことをやってます。

  • この場合ですと会場、スタジアムとか、アリーナにインターネットの回線があるというのが前提になるんですけども、そういうところには、そういう形でやるというのも、われわれ、コストを下げる工夫をしてます。

  • それからもう一つ、この場合も、例えば年に1試合しかない、1試合しか中継しない場合ですと、1か月前にインターネットの回線を用意しまして、インターネット、NTTに頼んで引いてもらって、試合が終わったら次の日に撤収すると。解約する、というNTT泣かせな感じの運用もしてたりします。

  • あと、もっとすごいところは、インターネットはそもそも引けませんというところも結構ありまして、西武球場の裏に2軍の、西部第二球場というのがあるんですけど、そこはどう頑張ってもインターネットを引けないものですから、しょうがないので私たち、TVUPackというテクノロジーがあるんですけど、携帯電話を3回線も4回線も使って、分散、束ねてですね、それで映像を送るというようなサービスがあるものですから、そういうのを利用して、やるということで、これはかなり、ちょっとドキドキですね。

  • もしかしたら、切れるかもしれないというところもあるんですけど、こういうものを使ってやるというような形で、こういう地道な作業をしてます。ということで、これで終わりかな。ただいま、絶賛構築中ということで、どんどん、こういうので増やしていっております。どうもありがとうございました。