• 皆さん、こんばんは。No Maps実行委員会の事務局長を担当してます廣瀬と申します。きょうは、はるばる札幌から。東京はあったかいですね。ものすごく、きょうは気持ちよく、少しふらふらとさせていただきました。

  • きょうはせっかくの機会なんで、なかなか東京のほうでNo Mapsの話をする機会もないので、すごくありがたいなと思ってますが、ここに来る中で、No Maps、きょう初めて、名前を含めて初めて聞くっていう方...、結構いらっしゃいますね。ちょっとNo Maps何かということも含めて、お話をしていければなと思っております。内容としてはNo Mapsってそもそもなんなのって話をしたうえで、今、ご紹介もありましたように、ことしが一応、終わってるんですけども、第1回目ということだったので、どんなことしたのかっていうのを、

  • お手元にあるガイドブックなんかを少し見ていただきながらプレーバックをさせていただいたうえで、じゃあ、そのNo Mapsが今、特に力を入れてやっていこうと思っている実証実験や社会実装の聖地に向けた取り組みみたいなものをご紹介させていただければなというふうに思います。

  • No Maps、意味は「新しい領域を開拓する」。要は今までに地図になかったところを自分たちで切り開いていこうという趣旨で名前を付けさせていただいてるんですけども、コンベンションです。

  • クリエイティブの力で、次の新しい社会を切り開いてる人たちが集まっていただいて、自分たちがやっていることを見せ合って、もっとこういうふうにしたらいいよねみたいな意見を言い合って、次のビジネスにつなげていただく。そういうようなビジネスコンベンションとして、札幌・北海道で始めているものです。主にクリエイティブ産業の活性化ですとか、ベンチャー、スタートアップの創造みたいなものを大きなテーマとして据えているコンベンションですが、いろんな雑多なことをやらせていただいています。

  • なんで、これ札幌で始めたっていうところのお話から少しさせていただこうと思うんですけども、北海道、実は来年、命名150年という言い方をしていますが、150年って皆さんいろんなところで聞いてると思うんですけども、明治が開闢して150年ぐらいというのがあって、その時期にちょうど北海道開拓が始まっていて、北海道は一応、来年が命名150年っていうことで、いろんな事業をしているんですけれども、まだまだ北海道開拓自体が150年しかたっていない非常に新しい土地です。

  • そんな中で、よく北海道ってフロンティア精神にあふれてる地域だよねっていうことを言われるんですけど、実際にそうかっていわれると、正直なところ全然そんなことなくて。開拓の歴史って、基本的に行政がというか官公庁が政略的にやってきたものなので、土木中心に、口を開けていれば公共事業がやってくるという、非常によくないマインドが、北海道にはわりと、土木を中心にまん延をしている、非常に行政依存的な土地柄であります。

  • なんで、フロンティア精神を持っているのは、どちらかというと北海道の外から入ってきた、もともと北海道自体も外から入ってきた人がいる所なんですけども、今、北海道でがりがりやってるのは、大体、外から来た方で、北海道に入ってきてずっとやってきている方は、どっちかっていうと行政依存型。公共事業を待っているという感じのマインドが、正直なところあります。

  • ただ、そうは言っても、もともと北海道、皆さんも当然、食とか観光に関しては北海道いい土地だなと思ってると思うんですが、非常に、そういう意味でのポテンシャルっていうのは高いと。実際に自分たちがいても、ものすごく高いポテンシャルを持っているなと。資源だけ見ても、ものすごくいい資源があります。気風としても、そもそも150年前にいろんな土地の方が本州のほうから入ってきて、

  • 言い方悪いですけど、ちょっと新しい土地でチャレンジしようっていう方たちが入ってきているので、基本、新しいものだったり、新しい人というものを受け止めるような土地柄は間違いなく北海道ってあるなと。あまり土に縛られないというか、土地はいっぱいあるんで、土に縛られないところがあって。そういう意味では、非常に新しいことには、わりとおおらかに受け止めてくれるというところがあるかなと。

  • 先に言った行政依存のマインドっていうのは非常にまん延しているんですけど、持ってるポテンシャルは多分にあると。そこにちゃんと自分たちでクリエイティブな力を培って、付加価値つけて世界中に発信していくってことができれば、北海道ってものすごく可能性があると思っていまして、今まで開拓っていうのはどっちかっていうと土地を開拓するというものだったんですけれども、今の時代っていうのはたぶんもっと違う、新しい開拓の在り方があると思うので、それはITだとか、クリエイティブな発想、そういったものを使って、北海道・札幌っていうのを新しく開拓していこうと。そういうことをチャレンジしていこうという場として、No Mapsというのを始めました。

  • 最初のコンテンツは、今言ったように先端テクノロジーであったりとか、これまでになかったような斬新なアイデアを軸にして、次の社会、新しい時代の価値観だったり文化だったり、社会の姿。そういったものを提案している主にビジネスコンテンツを中心にして取り扱うコンベンションを始めています。

  • 具体的に何やってるかっていうと、大きく5つの事業区分に分けているんですけれども、真ん中の3つが事業のフレームワークという形になっていて、一つはカンファレンス、セミナーとかワークショップ、ピッチコンテストですね。そういったものをやって、いろんな情報を発信していただく。エキシビション、展示ですけれども、これはいろんな技術とかを見てもらう、展示して体験してもらう。そして、イベントとして、もともとやっていた短編映画祭とかもあるので、そういった一般の方々でも楽しく、新しいものに触れてもらうような場。

  • この3つ、カンファレンス、エキシビション、イベントというのをフレームにして、いろんな人に来てもらって、そこで、集まった方々、それは来場者だったり、登壇者だったり、アーティスト・出演者の方だったり、いろんな方々が来るんですけど、そういった方々に交流をしていただいて、いろんなコミュニケーションをしていただいて、それをおもしろいねって褒めあったりとか、もっとこういうふうにしたらいいよねっていう話をする場をちゃんと作ろうということで、ミートアップという事業を作っています。

  • その仕組み自体に、ちゃんとやっぱり札幌・北海道に来てもらう理由を作らないといけないので、その理由作りとして、これ最後のほうに詳しく説明しますけれども、エクスペリメントという、実験という区分を作っていて、札幌・北海道だからできるような実証実験みたいなものを積極的に展開して、そういうのやってんだったら、ちょっと北海道へ行ってみようかという形にできればなというふうに思っています。

  • そういうような形で、クリエイティブ産業のエコシステムを作っていくための基盤づくりを、札幌・北海道で始めたという感じです。結構、いろんな方々に関わっていただいて、大々的に札幌・北海道でやっている事業でして、実行委員会形式で運営をしているんですが、代表は初音ミクで有名なクリプトン・フューチャー・メディアという会社の代表をやっています、伊藤さんという方が実行委員長をやっています。

  • もう一つ民間企業で大きいところでいうと、ライジングサン・ロックフェスティバルという、日本国内でも有数の野外フェスがあるんですけど、そこをプロモートしているウエスさんという音楽プロモーターがいるんですが、そこが中心になってやっています。プラス、観光庁としては主に札幌市が中心になってやっていますが、北海道も委員に入っていますし、北海道経済産業局だったり、総合通信局だったり運輸局だったり、要するに国の出先機関がしっかりと入っていて、

  • プラス、教育機関として北大だったり札幌市立大学だったりといったところが、委員の中に入っています。言ってしまえば、北海道で活躍している企業も、それをサポートしている官公庁も教育機関も、全部ぐるっとまとめてみんなでやろうと、みんなで札幌・北海道をクリエイティブにしていこうというふうに考えてやっている事業ということで、ALL HOKKAIDO体制でやっています。

  • お手元にガイドブックをお配りしているんですけど、これが、ことしのやったことを大体、網羅しているガイドブックになります。実は昨年、2016年にプレ開催をしました。もともとの経緯として札幌・北海道でサウス・バイみたいなこと...、サウス・バイ・サウスウエストって分かりますかね、アメリカのオースティン、テキサス州でやっている、複合型のインディーズのお祭りみたいな、結構大きなコンベンションがあるんですが、

  • そこを参考にして、札幌・北海道で何かクリエイティブなことを集めたお祭りみたいなのができればいいねっていうことで、2016年にプレ開催をさせていただいて、そこでいろんなことをやったうえで、ことしはもうちょっとビジネス的なところを少し強めにという感じで整理をして、第1回目の開催をさせていただきました。ちょうど2か月ぐらい前に終わっているんですけれども、10月の5日から15日まで、11日間の長い会期で、札幌市の市内のいろんな会場を使って、あとで話しますが、100以上の事業を実施させていただいています。

  • どんなことをしたかっていうと、順番にカンファレンスから見ていくと、ガイドブックを見ると、いろんなところに飛んでいて何がなんだか分かんないんで、画面見ながらと思うんですが。

  • まず、メディアアーツ・ミートアップということで、実は札幌市が、ユネスコの創造都市の関係のメディアアーツ部門で登録をしていて、そういう関係もあって、

  • メディアアーツに関するセミナーを、アルス・エレクトロニカの人を呼んだりとか、バイオアーティストの福原志保さんを呼んだりとかってことで、ちょっとセミナーをやったりとか、

  • チ・カ・ホっていう駅前の通路が、地下歩行空間というのがあるんですけれども、そこで、ゲーム関係のPRを学生にするようなイベントをやったりですとか、これはピッチコンテストなんですけど、NEDOさんという国の独立行政法人があるんですが、全国大会の北海道大会をNo Mapsと一緒にやろうということで、いろんなビジネスのピッチコンテストをここで、ライブハウス使ってそれっぽくやったりとか、ビジネスカンファレンスは結構、ことし、第1回目に合わせて、非常にいろんなコンテンツを実施させていただいて、40ぐらいのカンファレンスを4日間ぐらいでがーってやったんですけれども、

  • 主にテーマとしては人工知能だったり、フィンテック、ブロックチェーンだったり、スタートアップだったり、いろんなものを、今の旬のテック系のテーマだったり、あるいは北海道なので、農業とか漁業とか、要するに一次産業とテクノロジーがどういうふうに融和するかみたいなことをテーマにしたりとか、そういうことをいろんな方々、主に東京からもそうですし、北海道の有識者もそうですし、非常に多くの方々にご登壇をいただいて、いろんなセミナーを実施させていただきました。

  • これはNianticの川島さんとライゾマの真鍋さんに、クリエイターのモチベーションってどこからくるのみたいなのを語ってもらうみたいなことをやってもらったりとか。今、ご存じかもしれませんが、北海道って、わりと宇宙ビジネスやろうぜっていうふうになってきていて、ホリエモンが中心になって、インターステラテクノロジズっていう会社さんが、帯広のもう少し向こう側に射場を作ろうぜ、そこでロケットを飛ばそうぜみたいな動きがあるんですけども、

  • 宇宙ってもう自分たちの生活のすぐそばにあるんだよみたいなことを市民の方々に知ってもらうためのセミナー、フォーラムをやったりとか。非常にいろんなことをやって、いろんな方々に集まっていただいて、東京からも結構な方々がみえて、参考にしていただいてという感じで、学ぶものもたくさんありました。

  • エキシビションに関しては、先ほども言ったチ・カ・ホというのが駅前の地下をどーんとぶち抜いてあるので、そこで先端技術の展示を企業さんにしてもらったり、そこで通る方々とコミュニケーションをとってもらって、いろんな技術に対するフィードバックをもらったりと、そういうようなトレードショーっぽいことをやったりとか、これは学生のメディアアーツの展示なんかも、その場でやってもらったりとか、こんなことをやったり、ちょっとこれはクリプトンが絡んでるんで、音楽関係のテックを集めた展示会なんかもやったりということで、いろんな展示を、いろんなところでやらせていただいてます。

  • イベントに関していうと、実は、これはご存じないかもしれませんけど、実は札幌国際短編映画祭という映画祭が、国際的にも結構知名度のある短編映画祭として、ことし12回目を迎えるんですけれども。

  • 世界中から非常に多くの短編映画が集まって、それをアワードで表彰するみたいな。ことしでいうと3500本ぐらい。30分以内のショートムービー、ショートフィルムを集めて表彰すると、そういうようなことをやっていて。非常に長く映画好きからは愛されているイベントで、これはNo Mapsの中に組み込まれて、ほかの業種のクリエイターとの交流なんかもうまくつなげていきたいなということでやっている事業です。

  • それから、No Mapsの大きな取り組みの一つに音楽っていうのもあって、No Maps Music Weekendという言い方をしているんですが、週末、金・土・日と、街のライブハウスとかホールを使って、本当にいろんなジャンルのアーティストにライブをしていただいたと。3日間で150組ぐらいのアーティストが、街なかを使ったライブサーキットも含めて、いろんなパフォーマンスをしていただいて、ビジネスに来た方々もついでにライブを見て帰ってよみたいなことも含めて、音楽シーンを盛り上げていくような取り組みをさせていただきました。

  • これは没入祭というのを去年からやっているんですけれども、先ほど少しお話があったVRですね。没入感を体感するコーナーとして、チ・カ・ホで体験ブースを作ったりですとか、ちょっとこれ、あんまりよくない映像なんですけど、子どもたちにVR体験してもらうということで、すごい立派なものなんですけど、ハコスコみたいな仕組みのもので、本当はヘッドマウントを子どもにかけるとだめなんですけど、これはそういうものじゃないんですが、あんまり見た目がよくないんですが、そういう子どもたちにVR体験してもらうとか。

  • これは没入祭とはちょっと違いますけれども、本当にみんなが往来するチ・カ・ホの中で、キネクト使ったインタラクティブな体験をできる。これは手を振ったら太陽がぐるぐる回るみたいな感じで、子どもたちが喜んで、ディスプレーの前でぐるぐる手を回したりとか。

  • あと、非常にいいコンテンツだったなと思うのは、没入祭の中でやった、ドームシアターのムービーを上映する会をやったんですけれども、世界中、実はドームシアター用のムービーを作ってる方って結構、地味にいらっしゃるそうなんですが、それをPRする場がすごく少なくて、今回、プラネタリウムを借りて、やらせていただいたんですけど、非常にレベルの高い作品が見れて、来た人が超大盛り上がりみたいな。ただ、1か所で180人ぐらいしか見れなかったんですけども。ものすごく、写真を見るだけでワクワクする映像なんですが、こんなのがものすごくたくさん上映することができて、非常におもしろい試みだったかなというふうに思っています。

  • あと、プログラミング教育。2020年から小学校でも義務教育に組み込まれるって話があって、それに向けて子どもたちにプログラミング体験に慣れ親しんでもらおうということで、ちょっとジュニア・プログラミング・ワールドという子ども向けの体験会もやって、これはちょっと、ものすごい数の子たちが、あんまり大きな会場じゃなかったんですけど、1000人ぐらいの親子連れがいらっしゃって、パンクするぐらい盛り上がったというか、今の子たちってプログラム大好きなんだなとか。親御さんたちもすごく関心を持って見てるのかなというのが伺えるようなイベントでした。

  • そういうような事業をやっていく中で、こんな感じでたくさん人が集まるので、レセプションパーティーをやったりですとか、レセプションじゃなくてもミートアップの会場を設けて、カンファレンスに来た方と交流をしていただいたりですとか、

  • ランチやったりですとか、バーを使ってイベントをやったり、交流会をやったりという感じで、そこに集う方々がフランクに、お酒飲みながら話せる場っていうのをちゃんと作って、仲よくなって帰ってもらったり、そのあとの展開につなげていただくみたいなことをやらせていただきました。最後、エクスペリメントの話をしますけれども、これはあとでしっかりと話をしますが、札幌の中心市街地を使って、自動走行のパフォーマンスをさせていただきました。

  • 先日、レベル5に近いような運転の自動走行のニュースも出てましたけど、札幌はどっちかっていうと都心部、ビルの中でどんなふうに自動走行ができるかみたいなことの実験で、NTTグループさんと群馬大学さんと一緒になってやった実験。手を離して、ステアリングが勝手にぐるぐる回って、本当に札幌市の大通公園の辺りの中心部を自動走行で走らせるなんてことをやらせていただきました。

  • それから、これは富士通さんが絡んで作っているOntennaという音を振動と光に変えるデバイス。髪につけるような、ヘアピンっぽいデバイスなんですけど、それを使って、耳の聞こえない人たちにちょっと違った体験で映像を楽しんでもらおうということで、実際に上映を、映画に合わせてピカピカ光ったり振動したりみたいなことを体験する、新しい映像鑑賞体験会というのをやりました。

  • それから、アイドルのライブ、去年からやってるんですけど、そこで実験的な試みをやっていて、ことしはブロックチェーンの実証実験ということで、本来はフィンテック系の金融関係の技術なんですけども、それをエンタメに組み込めないかということで、アイドルのカードを交換する、エクスチェンジするための基礎技術にブロックチェーンの技術を使いましょうみたいなことをやらせてたいだいて、ライブ中なんだけど、みんなスマホ見てるみたいな、不思議な光景が生まれたりしていました。

  • こんな感じでいろんなこと、今、話をしなかったことも山のようにやってるんですけど、全体で114事業。11日間の間に114の事業を実施して、来場者数としては2万7000人強ぐらい。実際にはもっと来てると思うんですけど、あんまり数字を挙げると、あとで苦しくなるなと思って少し控えめにやってるんですが、大体2万7000人ぐらいの方々がこのNo Mapsにお越しいただいて、いろんな技術に触れていただいたという感じです。こういった感じの新しい技術だったり、アイデアを披露しあって、

  • 今はどちらかというと、地元の方々に発表してもらうというよりは、東京とかも含めて、すでにチャレンジをしてる方々に集まっていただいて、見せていただいて、地元の方々に刺激を持ってもらって、自分でもできるかもしれない、やらなきゃっていう気持ちになってもらうというフェーズだと思ってはいますが、そういう場を作っていきたいなということで始めています。

  • 特に、きょう、せっかくなんで力を入れてお話したいのが、実証実験、社会実装の聖地化というお話で。手元にもチラシ...、まだ出来たてで、ちゃんとしたものを作ってないので、プリントアウトしたもので申し訳ないんですけど、No Mapsでは、札幌・北海道を実証実験、社会実装の聖地にしようということで、かなり、このエクスペリメントに力を入れてやっていこうというふうに思っています。なんでそういうふうに思ったかっていうと、まずNo Mapsって、さっき体制の話もしたんですけど、実行委員会の中に官公庁ががっちり入っています。

  • もともと官依存というところもあって、民間と官のスクラムは組みやすいなというところもあって、非常に行政・官公庁関係が、No Mapsに期待をしてくれているというところもあって、無茶を言える環境があります。No Maps側が「これやりたいんだけど」って言ったら、「しゃあねえな」って言ってくれるような環境ができつつあるというところが、非常に強いなというふうに思っています。

  • また、北海道なんで、土地に関しては山のようにあります。なんかしようって思ったときに、ここならやってもいいんじゃないというフィールドが、ものすごく北海道内にはいっぱいあるので、ここなら誰に何も言わなくてもドローン飛ばしていいんじゃないみたいなところが結構あるので、そういう土地の広さをうまく使って実験できるんじゃないかなみたいな話がまず一つあります。

  • あと、最初にも少し話しましたけど、土地にあまり縛られなかったり、新しいのを受け入れやすいっていう土地柄があるので、しがらみが少ないというところも、非常に実験をやるにはいいのかなと。あんまりほかの人の顔色をうかがわなくても、とりあえずやっちゃえって言ってできちゃうっていう環境が札幌・北海道にはあるなあっていうふうに思っていて、こういうよさをうまく生かして、札幌・北海道だったら実験すぐできるよっていうようなことを、しっかりと体制としても作っていくし、実績も残していきたいなと思っています。

  • そのための受け皿組織として、No Maps Future Labという名前の、ワンストップサービスの窓口みたいなものを設置しています。とりあえずNo Mapsに声かけてくれたら、なんかやろうと言ったことに関して規制がありそうな官公庁に、とりあえずちょっとやらせてよという規制緩和のお願いをしたりとか、いろんな地域の方々に調整をはかったりとかっていうのをNo Mapsがやりますよということで、やりたいって言っている企業さんだったり、研究機関の負担を少しでも減らせるんじゃないかなと。少しでも早く、一日でも早い実施に向けて、No Maps動けますよということをアピールしています。

  • 具体的に、3つぐらい、うちとしては大きくうたっていて、一つはどの地域よりも間違いなくスピーディーな調整ができるよというふうに思ってます。ことし、これもご存じかもしれませんけども、Mobikeという中国発祥のサイクルシェアリングサービスが日本に上陸しました。なぜか札幌で。一番最初に。そして、まだ、ほかにどこでもできてないですけど、とりあえず札幌も雪降ったんでサービス終わってるんですが、日本では一番最初に実施をすることができました。

  • これって、間違いなくNo Mapsがあったからだと思っていて、実際にMobikeの方々と会って、実証実験をやろうっていって、地域にインストールされるまで5か月でできてます。サイクルシェアの世界で、5か月でこんなものを置くって、正直なところ本当ありえないぐらいのスピードです。今、どこでもMobikeまだ全然...、話はしているんですけど入ってないのって、やっぱり行政関係とか地域との折衝で、いろんな問題点があるんだけど、なかなかそこがクリアできなくてインストールし切れてないところはあるんですが、

  • それを札幌はたった5か月でやっちゃったというので、非常にこれはわれわれにとってもいい実績になったかなと思っていますし、その結果、これもご存じかもしれませんけども、札幌でMobike入ったよっていったあたりから、ものすごく国内でサイクルシェアやりますっていう空気ができました。

  • 実際にやるかどうかは別として、DMMさんだったり、メルカリさんだったり、セブン‐イレブンさんだったり、そういうところが続々とやります宣言をしていて、非常に国内のサイクルシェアのムードを、札幌にMobikeが入ったことで形成していったかなと思っています。そこも非常に全体的な、社会的なムードを作る意味でも、実証実験って大事だなって思っていまして、そういったことをどの地域よりも早くできるっていうのは非常に札幌・北海道はメリットがあるかなと思っています。

  • これ、さっきの自動走行のほうですけど、これも恐らく、たぶん都市部でやる実験としては初だったと思うんですが、これは2か月ぐらいです。話がきて、北海道さんとか北海道警察さんとかに話をして、やろうやろうと言って、実際にやるまで2か月ぐらいしかたってない。街のど真ん中ですよ。大通公園の辺りで自動走行をやるっていうのに、調整が2か月で済んでいるっていうのは、非常に、No Mapsがあったからかなと思っていて。

  • 絡んでいるところでいうと、札幌市、北海道、道警、国交省関係とかがあるんですが、そこと連携をして、するするっと実施にこぎ着けて、いろんなメディアさんにもそれをPRしていただいて、非常に効果の高い実証実験ができたんじゃないかなと思っています。

  • それから、No Mapsのこういった実験やる意味での、一つ、メリットとして、いろんな事業があるというのもすごく大きいかなと思っています。先ほど説明したように、ものすごくいろんなジャンルのいろんなイベントをやっていまして、ことし、5区分、114事業ですけど、なんだかんだタッチポイント作りやすいんですね。セミナーやるでもいいですし、展示するでもいいですし、ガチな実験をやるでもいいんですけど、いろんなところにタッチポイントがあるので、PRはしやすいというふうに思っていまして、

  • さっきのブロックチェーンなんかは、そもそも「IDOL DIVERSITY」という多様性のイベントで、何やってもオーケーってとこがあるので、使いやすかったというのもあって、先端技術の実験にアイドルのコンサート使うだったりとか、短編映画祭をやってるので、映画関係なんかは事業を組み込みやすいので、そういったものをうまく先端技術と結び付けるとか、そういうことが、このNo Mapsだとやりやすい。

  • こういう事業、一緒にできませんかっていうのを、こちらとしても提案しやすいですし、やろうと思っている側も、この辺りでうまくやれないかなって話を考えやすいというのもあって、非常に露出の場をうまく、いろんな場で作れるかなというふうに思っています。そういったことをやっていく中で、メディアさんのパートナーも結構ついてるので、せっかくやったことが広く、社会実験としてやりましたよというのが出るのが結構大事なんで、そういった体制も中にはあるということもありまして、こういったのも非常にNo Maps的には売りになるのかなと思ってますんで、

  • 手元の紙に書いてあるように、ぜひ、なんか新しいことをしようと思ったら、No Mapsに相談すれば札幌で、ほかのところでやるより早くできるよっていうふうに思ってもらえるように、これから2年、3年かけて、なんか新しいことやるんだったら、札幌に相談してみようという空気を作っていきたいなというふうに思っています。多面的な場、広大な地域、こういうのがNo Mapsの強みだと思っているので、そういったところをうまく使って、先端技術を使って、新しい社会作りをしていきましょうと。

  • そういうおもしろいことをやっていきましょうということを、PRをしていきたいなと思っています。この中にもし、なんかそういう技術的なもので試してみたいものがある企業さんがいらっしゃったら、積極的にお声がけいただければうれしいなと思っています。

  • 最後は、来年、同じようなことをやりますが、ちょっと会期を短くするんですけど、一応、2018年は10月の10日から14日の5日間。札幌市内中心部でNo Maps 2018というものを開催しようと思っていますので、別に、実験してくださいという話だけではなくて、なんかいろんなチャレンジをしたいとか、セミナーの場を借りて自分たちの会社をPRしたいとか、どんな形でもいいんですけど、ご興味があれば声かけてほしいですし、ぜひ、お客様としても、来年この時期にやるので、遊びに来ていただけたらなというふうに思います。ありがとうございます。